顎関節症ってなに?【岩倉市の接骨院】
2024年12月16日
こんにちは!いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
誰しもがなりうる顎関節症。
お悩みの方も多いと思います。
どのようなものなのでしょうか?
顎関節症って?
顎関節症とは顎の開閉がしにくい、大きく口を開けると音が鳴る、口を開けると痛みが出るなどの症状がみられる顎関節の疾患です。
人によって症状は大きく変わってきます。
原因は?
よく耳にするのは嚙み合わせの問題かと思いますがそれだけではありません。
基本的には1つの原因で起こるというよりはたくさんの原因が重なって起こるものとされています。
噛み合わせもたくさんある中の原因の1つにすぎません。
また顎関節症はこの原因によって5種にわけられることができます。
分類は?
では5つの分類をご紹介します。
Ⅰ型:咀嚼筋障害
主に咬筋や側頭筋などの咀嚼筋が原因で発生するものです。
使い過ぎなどによって起こるものが多いです。
Ⅱ型:顎関節痛障害
主に顎関節周囲の靭帯や関節包などの軟部組織が原因では発生するものです。
いわゆる捻挫のようなものとなります。
Ⅲ型:顎関節円板障害
顎関節の中には関節円板と呼ばれる軟部組織が存在しています。
これは顎関節にかかる負担を軽減させる、いわゆるクッションの役割を果たします。
この関節円板が原因で炎症が起きてしまうものがⅢ型となります。
Ⅲ型の中でも口を開閉した際に関節円板が移動して元に戻らないタイプと戻るタイプに
分けられます。
Ⅳ型:変形性顎関節症
退行性変性、いわゆる老化によって骨自体が変形してきてしまうものです。
Ⅴ型:精神的因子によるもの
ⅠからⅣのどれにも当てはまらないものです。
精神的ストレスからくるものが多いとされています。
症状は?
咀嚼時の痛みや口を開けた際の雑音(関節雑音)、口が開けづらい(開口障害)などの症状が主な症状です。
咀嚼時は周囲の軟部組織や筋肉に負担がかかるため炎症を起こし痛みが出てしまいます。
口を開けた際にカクンと音が鳴るものが関節雑音です。
音は鳴りますが痛みが無ければ大きく問題はありません。
通常は人差し指から薬指までの3本分口が開くようになっています。
3本分口が開かない場合は開口障害がみられると言っていいでしょう。
顎関節症の対策や施術は次回!!