顎関節症

- 口が開けにくい
- 顎が痛い
- 口を開けるとカクカク音が鳴る
- 食事をする際に顎が痛む
- 顎に違和感がある
口を開けると「カクッ」と音がする。大きなあくびが怖い。硬いものを噛むと顎がだるい——顎関節症は、あまり知られていませんが若い女性を中心にとても多いお悩みです。
![]() | 「顎の関節の病気」と思われがちですが、実は食いしばり・姿勢・首肩のこりが深く関わる「全身のトラブル」です。だから接骨院でのケアに意味があるのです。 |
カクカク音の正体は「クッションのずれ」
顎の関節には、骨と骨の間に関節円板という小さなクッションがあります。このクッションが前にずれると、口を開けるたびに骨がクッションに乗り上げて「カクッ」と音が鳴る。さらにずれが大きくなると、引っかかって口が開かなくなる(ロック)こともあります。

意外な犯人:日中の「食いしばり」とうつむき姿勢
本来、上下の歯は安静時に接触していないのが正常です(唇は閉じていても歯は数ミリ離れている)。ところがPC作業への集中やストレスで、無意識に歯を触れさせ続ける癖(TCH: 歯列接触癖)があると、顎の筋肉は休みなく働き続けます。さらにうつむきのスマホ姿勢は下顎の位置を変え、顎関節への負担を増やします。

📊 研究報告
顎関節症状の有病率は人口の5〜12%程度と報告され、特に20〜40代の女性に多いことが知られています(米国NIDCR資料/Slade et al., 2013)。また咀嚼筋の緊張は首・肩の筋肉の緊張と連動しやすく、顎だけを見ていても解決しにくいことが指摘されています。
📍 POINT
顎は「ぶら下がっている」関節です。頭の位置が前にずれれば、ぶら下がる顎の位置もずれる。つまり猫背・ストレートネックの改善は、顎関節への最高のサポートになります。
✅ セルフチェック
☑️ 口を開けると音がする・引っかかる感じがある
☑️ 指を縦に3本そろえて口に入らない
☑️ 朝起きると顎やこめかみがだるい(夜間の食いしばり)
☑️ 気づくと上下の歯が触れている(TCH)
☑️ 首こり・肩こり・頭痛も一緒にある
2つ以上当てはまれば顎関節症のサイン。放置してロック(口が開かない)まで進む前のケアが肝心です。
いわくら肩甲骨骨盤接骨院の施術

顎関節症とは顎の開閉や口を開けた際の痛み、開閉時の関節雑音などの症状がみられる顎関節の疾患です。
顎関節症が起こる原因はさまざまです。
使い過ぎによる咀嚼筋が原因のもの、周囲を取り囲む靭帯などが原因のもの、ストレスからくるものなどたくさんの原因があります。
なにが原因で起きているのかを知ることが大切です。
また、顎関節には関節円板というクッションの役割を果たす軟部組織が存在します。
この関節円板が開閉時にずれたり、外れたりすると雑音が鳴ったり、口が閉じなくなったりする症状がみられます。
主な症状は口が開けにくい(開口障害)、咀嚼時の痛み、口を開けた際の雑音などです。
関節雑音は口を開けた際にカクッと音が鳴るものですが、痛みを伴わなければそこまで心配はいりません。
指3本分口が開かない場合は開口障害があると言えます。
放置してひどくなると口が開かなくなる場合もあります。


顎関節症はさまざまな原因があります。
一人ひとり原因や症状が違う為、丁寧なカウンセリングを行い原因を探っていきます。
そこから顎関節症になってしまう原因やメカニズムの説明をし施術法を決定し、施術へと入っていきます。
顎関節症での関節の痛みや筋肉の痛みなどが強い場合は痛みを抑える効果が期待できるハイボルテージ施術を行っていきます。
深部までしっかりと届くため疼痛を緩和させる効果が期待できます。


顎関節症の原因は顎周りだけではありません。
その他の部分にも原因があります。
その中の1つが姿勢不良です。
姿勢が悪くなると顎が前に出てしまうため上下の歯が合わさってしまいます。
すると顎への負担が大きくなってしまうため顎関節症になってしまうのです。
このように顎付近以外にも原因はあるため姿勢矯正やマッサージ、ストレッチなど症状に沿ったアプローチをしていきます。
1 検査で開口量・音・筋肉の緊張を確認
顎だけでなく首・肩・姿勢までトータルでチェックします
2 咀嚼筋と首肩の緊張を緩める
咬筋・側頭筋など顎を動かす筋肉をやさしくリリースします
3 姿勢から顎の位置を整える
猫背・頭部前方姿勢を調整し、顎がぶら下がりやすい環境を作ります
4 食いしばり対策の生活指導
TCHへの気づき方・日中のリセット法をお伝えします
歯や噛み合わせそのものの治療が必要な場合は歯科・口腔外科の領域になります。まずは一度当院で見せてください。検査で歯科的な対応が必要と判断した場合は、適切な受診先をご案内し連携します。
よくあるご質問
Q. 接骨院で顎も見てもらえるのですか?
A. はい。顎関節症は筋肉と姿勢の要素が大きく、当院では咀嚼筋のケアと姿勢調整でサポートします。歯科的な治療が必要な場合は受診先をご案内します。
Q. マウスピースを作りましたが、それでも痛みます。
A. マウスピースは夜間の歯への負担を減らす対策で、筋肉の緊張や姿勢はカバーしきれません。併用でのケアがおすすめです。
Q. 音が鳴るだけで痛みはありません。放置していい?
A. 音だけの段階は多くの場合経過観察で構いませんが、開けにくさ・だるさが出始めたらケアの始めどきです。
Q. 小顔矯正とは違うのですか?
A. 当院の施術は美容目的ではなく、顎関節の負担軽減と筋肉の緊張緩和が目的です。
Q. どのくらいで良くなりますか?
A. 筋肉由来の症状は比較的反応が早い傾向があります。初回検査で状態を確認し目安をお伝えします。

あくびも、笑うことも、食事も。
顎を気にしない毎日へ、首・姿勢から整えていきましょう。
参考文献
- Slade GD, et al. Painful temporomandibular disorder: decade of discovery from OPPERA studies. J Dent Res. 2016.(顎関節症の疫学)
- NIDCR (米国国立歯科・頭蓋顔面研究所). Prevalence of TMJD.(有病率5〜12%・若年女性に多い)









