足の捻挫とは?【いわくら肩甲骨骨盤接骨院】

2025年01月31日

こんにちは!いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!

運動中や日常生活で足首をひねったことはありませんか?
ではいったい体の中ではどのようなことが起きているのでしょうか?
今回は捻挫についてお話しようと思います!

捻挫とは?

足関節の捻挫とはスポーツや日常の生活の中でつまづいたり、転んだりした際に足首をひねってしまうもののことをさします。
捻挫の中でもほとんどが足首を内側にひねる外反捻挫です。
これは足関節の可動域自体が外側にひねるよりも内側にひねる方が大きいからです。

足関節を内側にひねることにより足首の外側の靭帯である外側靭帯に負荷がかかります。
この靭帯が伸ばされてしまう、あるいは損傷してしまうものが足関節の外反捻挫です。
外側の靭帯の中でも前距腓靭帯を損傷する場合が多いです。

捻挫は損傷度合いによって3つに分類されます。

Ⅰ度損傷:靭帯が伸ばされている状態。軽度な損傷。軽傷のものが多い。

Ⅱ度損傷:靭帯の部分断裂。中等度の症状が多い。

Ⅲ度損傷:靭帯の完全断裂。重症となる。

捻挫のほとんどはⅠ度損傷です。
多くは保存療法で良くなっていきますがⅢ度損傷になると手術の可能性もあります。
また重症になるにつれて骨折を伴う場合があります。

症状は?

主な症状は足関節の痛み腫脹圧痛歩行時痛運動時痛などです。

症状も損傷の度合いによって大きく変わってきます。

Ⅰ度損傷では運動時のみ痛みがみられますが、Ⅱ度損傷になると腫脹内出血斑不安定性がみられるようになります。
Ⅲ度損傷ではさらに大きな腫脹歩行困難になる可能性もあります。

放置していると?

捻挫を軽くみて放置していると『足関節不安定症』になってしまう場合があります。
これは捻挫をした際に損傷した靭帯が十分に回復しないまま放置されると起こる症状です。

足関節の不安定性を残すため繰り返し捻挫を起こしやすくなります。

どんな時に多い?

捻挫はさまざまな場面で起こる可能性があります。

スポーツの場面ではサッカーやバスケなどで多くみられます。
走っているところからの急な切り返しや、ジャンプなどの着地時に起こることが多いです。

日常生活では階段昇降時歩行時につまづくなどの場面でひねることが多いです。
子供などは遊んでいる最中に人が足の上に乗ったり、段差でつまづいたり足をとられたりする場合がありますので注意しましょう。

対策、施術法は次回!!

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