走行時に膝が痛む?【岩倉市の接骨院】
2024年12月20日
こんにちは!いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
走っている時や走り終わった後に膝の外側が痛む方!
ランナー膝をご存じですか?
学生など運動を頻繁に行う方に多く見られる疾患です。
今回はそのランナー膝についてお話します。
ランナー膝って?
ランナー膝は正式には『腸脛靭帯炎』といいます。
腸脛靭帯とは太もも外側の筋肉(大腿筋膜張筋)から膝下あたり(Gerdy結節)まで伸びる靭帯です。
この靭帯がランニングなどの運動で繰り返し使われると膝の骨の隆起(大腿骨外側上顆)と擦れあい炎症が起きてしまいます。
これが『腸脛靭帯炎』です。
原因は?
このランナー膝ですが主な原因はオーバーユース(使い過ぎ)です。
繰り返しのランニング動作、ジャンプ動作などで発生する場合が多いです。
ただしスピードが速いランニングでは膝が深く曲がるため起こりにくいと言われています。
ジョギングや下り坂でのランニングなど膝を浅く曲げる動作が繰り返されると症状が多く見られます。
陸上競技(特に長距離種目)や膝に負担のかかるスポーツ(自転車、バレーなど)を頻繁に行う方や下肢の筋力が弱く硬い方に多く見られます。
また硬い靴を履かれている方も要注意です。
O脚の方にも多く見られます。これは外側に体重が乗ってしまうためです。
症状は?
主な症状は膝外側の疼痛、圧痛、腸脛靭帯に沿った痛み、走ったり歩いたりした時の痛みなどが見られます。
この痛みは運動を中止するとだんだんと引いてくる傾向にありますが、また運動を再開すると痛みが再発する場合があります。
さらに続けていると運動時だけではなく歩行時にも痛みが出るようになってきます。
施術方法、対策は次回!!