肩の痛みの原因は?【岩倉市の接骨院】
2025年03月17日

こんにちは!いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
突然ですが、肩の痛みに悩まされていませんか?
肩が痛くなっている場合、肩の中ではなにが起こっているのでしょうか?
今回は肩の痛みの原因の1つである『インピンジメント症候群』についてお話します!
インピンジメント症候群とは?
インピンジメント(Impingement)とは英語で衝突などの意味を持ちます。
肩のインナーマッスル(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)が腕を動かした際に上腕骨と肩峰(肩甲骨の一部)や滑液包に擦れたり、挟まれたり、衝突してしまうことにより炎症を起こし痛みがでるものがインピンジメント症候群と呼ばれるものです。
主に肩を酷使することによって発生します。
原因は?
主な原因は使い過ぎ(オーバーユース)です。
肩を酷使するようなスポーツ、よく肩を使うお仕事、日常での頻繁な使用により炎症が発生します。
スポーツでは特に野球で多くみられます。いわゆる『野球肩』の一種です。
ボールを投げる際のモーションの中で肩関節はトップの位置で最大外旋位をとりフォロースル―で急激に内旋されます。
この際、肘が下がる、胸の開きが早いなどの負担のかかるモーションで投げていると肩関節で上腕骨と肩峰(肩甲骨の一部)で衝突が起こりその間を走行する肩のインナーマッスルや滑液包などが挟まれ炎症を起こしてしまいます。
また加齢による筋力の低下、柔軟性の低下も原因の1つです。
肩のインナーマッスル(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)は肩関節を安定させる役割を担っています。
この筋肉の筋力が低下すると支える力がなくなり動きがスムーズに行われず、肩関節が不安定になってしまい衝突を起こしてしまいます。
他にも骨棘(変形によって出現する骨の棘)の出現や姿勢不良なども原因となります。
症状は?
主な症状は肩関節の運動時痛、安静時痛、夜間痛、引っ掛かり感、可動域制限などです。

肩を上下に上げる際に痛みがみられる場合が多いです。
特に上げ切った際の痛みではなく60°から120°付近の上げている最中で強い痛みがみられます。
スポーツでは投球動作やテニスのサーブなどのオーバーアームパターンで痛みがみられることが多いです。
インピンジメント症候群の対策、施術法は次回!!