腕の痺れの原因は?【岩倉市の接骨院】

2025年02月17日

こんにちは!いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!

腕がしびれたり、血行不良などにお悩みの方はいませんか?
もしかすると胸郭出口症候群かもしれません。
今回はそんな胸郭出口症候群についてお話していきます!

胸郭出口症候群とは?

胸郭出口症候群とは首周囲の神経血管が周囲の筋肉や骨により圧迫障害されてしまい肩や首周りの痛みや手や腕の痺れ、血行不良などを引き起こすものです。

男女比は3:1で女性の方が多く、20代から50代で多くみられます。
なで肩の方や筋肉を鍛えている方、野球など腕を上げる、投げるスポーツなどをされている方に多く発症します。

原因は?

肩、腕、手や肩甲帯などの運動や感覚を支配している神経の束である腕神経叢鎖骨下動脈は首の筋肉である前斜角筋と中斜角筋の間(斜角筋間隙)、鎖骨と第1肋骨の間(肋鎖間隙)、胸の筋肉である小胸筋と肩甲骨の烏口突起の後方(小胸筋間隙)を走行します。


この走行部位で圧迫絞扼されてしまうことにより症状が発症してしまいます。
この圧迫、絞扼されてしまう部分のより名称が変わり、斜角筋症候群、肋鎖症候群、過外転症候群と呼ばれますが総称として胸郭出口症候群と呼ばれます。

主な原因は姿勢不良過度ななで肩、野球などの腕を上げるスポーツやリュックサックなどでの重たい荷物の運搬などによる繰り返しの過度な負荷がかかることにより発生します。

症状は?

主な症状は首、腕、肩の痛み痺れ運動時痛脱力感握力低下肩甲骨周囲の痛み痺れ血行不良による冷えなどです。

発生の7割ほどが神経系が原因でみられるため痺れなどを引き起こします。
動脈や静脈が絞扼されてしまうと血行障害がみられ冷えなどの症状がみられるようになります。

確認方法は?

胸郭出口症候群の確認方法をいくつかご紹介します。

モーリーテスト

鎖骨の上部を押さえた時に腕に痛みや痺れなどがみられた場合陽性となります。

ルーステスト

肩、肘90度屈曲位、90度外旋位(画像の肢位)で手の開閉を繰り返す。
痛みや痺れが出たら陽性となります。

他の神経系の疾患でも陽性となる場合があるため違和感を感じた場合には早めに専門家に診せましょう!

対策、施術法は次回!!

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