オスグッドはどんなもの?【岩倉市の接骨院】
2025年01月9日
こんにちは!いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
よく子供の怪我で耳にする『オスグッド』
どのような怪我なのでしょうか?
オスグッドとは?
正式には『オスグッド・シュラッター病』と呼ばれる骨軟骨症の一種です。
膝を伸ばす役割を持つ大腿四頭筋は大きな筋肉であり膝のお皿の下(脛骨粗面)に付着します。
成長期の子供はこのお皿の下の部分(脛骨粗面)に成長軟骨を持ちます。
キックやジャンプなどスポーツなどの激しい運動で繰り返し負荷がかかると大腿四頭筋の収縮の力により付着部の脛骨粗面に引っ張る力のストレスがかかり成長軟骨が剥離した状態になってしまいます。
これがオスグッド・シュラッタ―病です。
原因は?
主な原因はオーバーユース(使い過ぎ)です。
キックやジャンプ、ダッシュなどの動作が繰り返されることによって起こるものがほとんどです。
10~15歳のスポーツを活発に行う子に良く見られ男児の方が多くみられます。
片膝だけに発症することが多いですが、両側にみられる場合もあります。
スポーツではたくさんのスポーツでみられますが特にサッカー、バスケ、バレー、陸上などで多くみられます。
症状は?
主な症状は脛骨粗面の突出、疼痛、圧痛、腫脹、熱感、運動時痛などです。
運動時は走ったりジャンプやキックなどの動きをすると痛みが強くなります。
痛みによる運動能力の低下がみられ、無理をして続けてしまうためさらに症状は悪化します。
痛み始めた初期では運動時の痛みは安静にすると落ち着いてきます。
日常生活でもそこまで痛みを感じる事は少なく影響はほとんどありません。
だんだんと症状が重たくなってくると運動時はもちろん、歩行時や安静時にも痛みが出始め日常生活に影響を及ぼします。
対策、施術法は次回!!