偏平足が与える影響とは?【岩倉市の接骨院】
2025年03月20日

こんにちは!いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
足の偏平足にお悩みの方はいませんか?
今回は偏平足についてお話します!
偏平足とは?
偏平足とは足関節のアーチ、いわゆる土踏まずが低下したり消失してしまっている状態のものをさします。
足関節のアーチとは内側縦アーチ、横アーチ、外側縦アーチと3種類あり地面からの衝撃を吸収したり反発をやわらげるクッションのような役割、筋肉や関節を保護するなどの役割を持ちます。
偏平足になる原因はさまざまですが偏平足になると疲れや痛み、またそれに伴って足関節だけではなく他の部位まで症状が出てしまう場合もあります。
原因は?
偏平足の原因は先天性(生まれつきのもの)と後天性(後から起こるもの)と2種類存在します。
先天性(生まれつきのもの)は足の関節やそれを支える靭帯がもともと緩い方、遺伝的なもの、なんらかの理由でアーチが十分に成長しなかったものなどが主な原因です。
後天性(後から起こるもの)はアーチを形成する筋肉の筋力不足、足関節の硬さ、柔軟性の低下、肥満、運動不足、加齢などさまざまな原因により後から起こるものが主な原因です。
日常の生活やお仕事などで歩く機会が減少すると足趾の筋力低下につながり偏平足につながる場合があります。
合わない靴の使用も原因の1つです。
サイズの不一致、硬い靴、幅の狭い靴なども原因の一つとなってきます。
症状は?
主な症状は長時間の歩行や立位などで荷重がかかった際の痛み、違和感、疲れやすさ、変形などです。
生活に支障がでるほどの痛みがみられる場合は少ないと言えます。
また、先天性のものでは痛みがみられる場合は少ないです。
また、偏平足が原因で他の疾患を引き起こす場合があります。
足関節は全身の土台となるためこれが不安定になると姿勢が崩れたり、膝や腰などに影響を与える場合があります。
代表的なものでは外反母趾、足底腱膜炎、有痛性外脛骨、アキレス腱周囲炎などです。
偏平足自体で生活に影響を与えるほどの痛みを与えることは少ないですが、偏平足が原因で引き起こした他の疾患により痛みを伴う場合はありますので注意が必要です。
また、スポーツなどをされる際にはパフォーマンスの低下につながる場合もあります。
足関節はアーチが存在することにより歩いたり走ったりする際の加重時に地面からの反発の力を利用して進むことができます。
ですが偏平足の場合このアーチが低下、消失しているため地面からの反発の力を利用できないため進む力が低下してしまいます。
その代わりにふくらはぎの筋肉を使おうとするためふくらはぎの筋肉の張り、痛みが出る場合があります。
偏平足の対策、施術法は次回!!