アキレス腱が腫れて痛い!その原因と予防するためには何が必要?【一宮市の接骨院】

2025年05月3日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
動き出しや、つま先立ちをした時などにかかとの後ろが痛くなったことはありますか?
その症状はもしかするとアキレス腱炎かもしれません…
特にスポーツをしている人は起こる可能性が高いと言われています。
今回はアキレス腱炎についてお話していこうと思います!

アキレス腱炎とは

アキレス腱炎とはスポーツ活動や日常生活動作によって繰り返しアキレス腱に対してストレスが加わったことによりアキレス腱そのものやその周辺の組織に対して炎症を起こしたものになります。

ふくらはぎの筋肉は腓腹筋と言い、その奥にはヒラメ筋という筋肉があります。


それらの筋肉はかかとの骨まで伸びてくっついており、赤丸で囲った場所は特にアキレス腱炎で痛みが出てきやすい好発部位になります。

アキレス腱炎は発症した後放置しても予後が良いわけではなく改善が見られず慢性化することも多いです。
悪化すればスポーツ活動だけでなく日常生活にも支障が出ることがあります。

アキレス腱炎を起こす原因

アキレス腱炎を起こす主な原因は使い過ぎ(オ-バーユース)加齢によるアキレス腱の変性が主な原因として挙げられます。

使い過ぎ(オーバーユース)について

ランニングやバスケットボール、バレーボールなどダッシュやジャンプを多用するスポーツでは繰り返し同じ動作が行われます。
そのためアキレス腱に同じような負荷がかかりやすく炎症を起こしやすくなります。
特に、日頃運動習慣のない方が急に運動を始めるとアキレス腱への負担が大きくなり炎症や断裂などを起こしやすくなります
例えば学生時代野球をしていて社会人チームに参加することとなり、練習を始めたは良いものの数日後にアキレス腱に痛みが生じたり、急にダッシュしたときにアキレス腱部に激痛が走ったり…などです。
このような場合アキレス腱部に炎症を起こしたり腫れたりしている可能性が高くなります。

運動習慣のある方も注意は必要です。
トレーニング量や質を間違えてしまうとアキレス腱部に膨大な負荷がかかります
例えばフルマラソンまでの期間が短く、走る量や時間を一気に上げ過ぎてしまいアキレス腱部に炎症が起きてしまった…などです。

加齢によるアキレス腱の変性

年齢を重ねると体の組織や器官は衰えていきます。
アキレス腱も例外ではなくアキレス腱を構成するコラーゲン繊維の生成が減少し、弾性力や柔軟性が若いころよりも落ちていきます。
そのため外部からの衝撃に弱くなり炎症を起こしやすくなっているということになります。
そしてアキレス腱だけでなく足周りの血行が悪くなりやすくアキレス腱炎のリスクとなります。

アキレス腱炎を予防するためには

アキレス腱炎を予防するためにはまず早期発見が重要となります。
放置すると慢性化しやすく、初期の時点でしっかりと対策をすれば悪化は防ぎやすいです。
初期では運動後や起床して一歩足をついたときなどに軽い痛みを感じたり、触れると少し熱っぽく感じたり、なんとなく腫れてるかなぁ程度です。
この段階で予防を始めておくのが良いと思います!

ウォーミングアップとクールダウン

運動前のウォーミングは身体を適切に動かすための準備時間ですので体があったまるまでしっかりとアップを行います
クールダウンは運動し終えて硬くなった筋肉を緩めて柔軟性を向上したり、疲労を蓄積しないようにするために必要となります。自宅に帰ってからでもいいので、お風呂上りの時間を活用してストレッチを行ったり氷嚢などを使ってアイシングケアも行うと良いでしょう。

ストレッチ

運動前後、特に運動後は積極的にストレッチを行うと良いでしょう!

①壁に手をついて伸ばす方の足を後ろに引いて、伸ばしたい方の膝は曲げずにそのまま前に体重をかけていきます。
②壁に手をついて伸ばす方の足を後ろに引いて、伸ばしたい方の膝を曲げた状態にし腰を下ろすように足首の関節を曲げていきます。

まとめ

アキレス腱炎は早期発見と施術を行うことにより悪化を防ぐことが出来ますが、慢性化しやすいことが多くスポーツする習慣がついている方でも起こりえます。
もしアキレス腱の痛みが出始めたらご相談ください!

当接骨院ではアキレス腱の痛みに対し、炎症を抑える効果が期待できる超音波施術、痛みの軽減が期待できるハイボルテージ施術、原因筋のマッサージストレッチ姿勢矯正など、一人ひとりに合わせた施術を行っています!

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