すねの痛み?シンスプリントかも!【岩倉市の接骨院】
2025年01月16日

こんにちは!いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
運動を始めたばかりの方や学生などでよく耳にするシンスプリント。
一体どのようなものなのでしょうか?
今回はそのシンスプリントについてお話していきます!
シンスプリントとは?
シンスプリントは正式には『脛骨過労性骨膜炎』といいます。
すねの骨(脛骨)に付着する骨膜が繰り返しの負荷により炎症を起こしてしまうものです。
主に下腿の内側1/2から1/3にかけて痛みがみられるものが多いです。
原因は?
主な原因はオーバーユース(使い過ぎ)です。
運動量の急激な増加、練習メニューなどの質、久しぶりの運動などにより足への負担が大きくかかり続けることによって発生します。
また足のアライメント異常(偏平足、回内足など)や硬いシューズ、硬い地面での運動、筋肉の柔軟性の低下なども原因となります。
足の内側アーチが低い偏平足やよく靴のかかとの内側がすり減る回内足の方は下腿の筋肉に大きな負担をかけています。
負担がかかり続けると下腿に存在する後脛骨筋やヒラメ筋などの筋肉の柔軟性も低下していきます。
その繰り返しの負担により骨膜に微細な損傷が発生してしまうのです。
症状は?
主な症状は下腿内側の疼痛、圧痛、運動時痛、熱感などです。
シンスプリントは症状によって4つに分けられます。
ステージ1 運動後にのみ痛みがみられる。
ステージ2 運動前後に痛みがみられるがスポーツへの影響はない。
ステージ3 運動前後、運動中に痛みがみられ、スポーツにも影響がある。
ステージ4 スポーツをすることが痛みにより不可能になる。日常にも影響がでる。
症状が軽いと安静にしていれば引いてきますが重くなってくると日常生活にも影響が出てきます。
さらに深刻になると疲労骨折を起こしてしまう可能性もあります。
どんな人に多い?
陸上やサッカーなど長距離を走るスポーツを頻繁にされる方、久しぶりに運動をされる方などに多く見られます。
特に中高生に多く、運動のレベルが上がりはじめる頃に多くみられます。
その中でも新入生などの初心者に多くみられることから『初心者病』とも呼ばれます。
また、偏平足や回内足などの足のアライメントに異常がある方にも多くみられます。
好発年齢は13~16歳で男子よりも女子の方が多くみられる傾向にあります。
対策、施術法は次回!!