サッカーで起こる踵の痛みの原因と治し方【岩倉市の接骨院】
2025年03月31日

こんにちは!いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
サッカー日本代表が8大会連続でのワールドカップ出場を決めました!おめでとうございます!
これから日本代表を目指す子供たちもたくさん増えてくると思いますが、そんなサッカーをする子供が発症しやすい踵の疾患『シーバー病』をご存じでしょうか?
今回はそんな『シーバー病』についてお話します!
シーバー病とは?
成長期の子供の骨には骨端線という骨が成長するための軟骨部分が存在します。
そして踵の骨端軟骨にはアキレス腱や足底筋膜が付着しています。
サッカーなどのスポーツでダッシュやジャンプなどの動作を繰り返すと、アキレス腱や足底腱膜が骨端軟骨に牽引力を加えてしまい炎症を起こしてしまいます。
これが『シーバー病』です。
成長期の小学生高学年から踵の骨が骨化する高校生で発症します。
原因は?
主な原因はオーバーユース(使い過ぎ)です。
サッカーやバスケットボールなどのスポーツでダッシュ、ジャンプを繰り返し行うことにより踵への負担が大きくなり発症します。
下腿の筋力の柔軟性の低下も原因となります。
ふくらはぎの筋肉の柔軟性が低下すると、足関節が硬くなってしまいます。
この状態で運動をすると地面からの反発をうまく逃せず、アキレス腱と足底腱膜炎の牽引が強くなり炎症を起こしてしまいます。
足のアライメント異常も原因の1つです。
シーバー病を起こした人の約8割が偏平足などの足のアライメント異常がみられるといわれています。
男女比は男子の方が女子に比べ約2倍多いといわれています。
症状は?
主な症状は踵の疼痛、運動時痛、圧痛、歩行時痛、腫脹などです。
初期では日常生活に支障が出る程の痛みは感じませんが重症となると感じる場合もあります。
歩くと踵が痛むためつま先立ちをしようとしますが、悪化してしまう可能性がありますので控えるようにしましょう。
シーバー病の対策、施術法は次回!!