鵞足炎にご注意を!【岩倉市の接骨院】
2024年12月26日
こんにちは!いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
走っていて膝が痛いなどスポーツをしていて膝の内側が痛い方はいませんか?
もしかしたら鵞足炎かもしれません。
今回は鵞足炎についてお話します!
鵞足ってなに?
鵞足とは膝のすねに存在し内側5センチほど下の部分を指します。
ここには縫工筋,薄筋、半腱様筋の3つの筋肉が付着します。
この3つの筋肉の腱が付着する部分が鵞鳥の足に似ていることからこの部分は鵞足と呼ばれます。
また鵞足には滑液包という小さなゼリー状の袋が存在します。
これは摩擦の軽減の役割を果たしています。
鵞足滑液包炎ではこの滑液包の部分が炎症を起こしてしまいます。
原因は?
鵞足炎の主な原因はオーバーユース(使い過ぎ)です。
膝の屈曲、内旋、股関節の内転動作などが繰り返されると腱や滑液包部に摩擦やストレスが発生し炎症が起こります。
野球やサッカー、バレーや陸上などのスポーツをよく行う方、運動前の準備不足になっている方、合わない靴で運動をしている人、鵞足筋の柔軟性が低下している人、急激な運動量の増加などでも起こるリスクがあります。
変形性膝関節症などにも合併して発生することが多いです。
また打撲などの外傷が原因で発生する場合もあります。
症状は?
主な症状は鵞足部(膝下内側5センチ付近)の疼痛、圧痛、膝を曲げ伸ばしした際の運動時痛、腫脹などがみられます。
運動時痛は特に階段の上り下りでみられる場合が多いです。
さらに重症になってくると歩行時痛や安静時痛もみられる場合もあります。
対策、施術法は次回!!