リトルリーグ肩とは?【岩倉市の接骨院】
2025年03月25日

こんにちは!いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
日本でメジャーなスポーツであげられるものに野球があります。
特に最近では大谷翔平選手の活躍により野球に興味を持つ子供たちがこれから増えてくると思います。
そんな野球は肘や肩の怪我と常に隣り合わせです。
今回は子供が怪我をしやすい『リトルリーグ肩』についてお話します!
リトルリーグ肩とは?
リトルリーグ肩は正式には『上腕骨骨端線離開』といいます。
成長期の子供の骨には『骨端線』という骨が成長していくための成長軟骨が存在します。
この骨端線が投げすぎなどにより肩に過度な負荷がかかると骨に引っ張りやねじれのストレスが加わりどんどん開いて(離開)してしまいます。
これをリトルリーグ肩とよびます。
骨端線が閉鎖していない成長期の小学生高学年から中学生にかけて発症します。
原因は?
主な原因はオーバーユース(使い過ぎ)です。
投球する際、肩はトップの位置で最大外旋位をとりフォロースルーにかけて急激に内旋されます。
この時、肩関節にはねじれの力と引っ張られる張力、そこに留まろうとする力のストレスが加わります。
過度な投球によりこのストレスを加え続けることにより症状を引き起こしてしまうのです。
また、肩に負担のかかる投球モーションでの繰り返しの投球も原因となります。
下半身の柔軟性、筋力の低下により手投げになっていたり、投球時に肘が下がる、胸の開きが早いなど肩に負担のかかるフォームで投球を続けていると肩にかかるストレスが強くなってしまいます。
症状は?
主な症状は投球時の痛み、肩の圧痛、不安定感、違和感などです。
初めは投球時のみの痛みですが症状が強くなると投球後も痛みが残ります。
運動制限などがみられる場合は少なく、日常の生活に支障が出ることは少ないです。
しかし無理をして投球を続けると状態は悪化し、慢性化し症状を繰り返してしまい最悪の場合、変形を残す場合があります。
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