慰謝料の基準とは？【岩倉市の接骨院】

2025年06月18日

こんにちは！いわくら肩甲骨骨盤接骨院です！

交通事故に遭ってしまった際、被害者は慰謝料を受け取ることができます。
慰謝料は事故状況や怪我の具合が同じでも大きく差が出る場合があります。
ではなぜ差が生まれるのでしょうか？

慰謝料とは？

そもそも慰謝料とはどのようなお金なのでしょうか？

交通事故における慰謝料とは交通事故被害者に対する痛みやストレスなどの精神的苦痛を和らげるためのお金のことを指します。

交通事故被害者は怪我をさせられたり、通院などのストレスを受けるため慰謝料を受け取れる権利が発生します。

交通事故の場合、『入通院慰謝料』、『後遺障害慰謝料』、『死亡慰謝料』の3種類の慰謝料が存在します。

なぜ差が生まれる？

状況や怪我の具合がほぼ同じでも金額に差が生まれてしまう原因は算定の基準が3つあるためです。
3つの基準とは、『自賠責基準』、『任意保険基準』、『弁護士基準』の3つです。
自賠責基準は最低基準、任意保険基準はほぼ自賠責基準と同額、弁護士基準は判例に基づくため自賠責基準の約1.5～2倍ほどの金額となります。

事故相手の保険会社は最初に『自賠責基準』の慰謝料を持ちかけてくる場合がほとんどです。
この基準を知っているか知らないかで慰謝料の金額に1.5～2倍の差が生まれてしまうのです。

事故によって後遺障害が残った場合に支払われる後遺障害慰謝料も自賠責基準と弁護士基準では1.5～3倍ほどの差があります。

この基準を上げるためには保険会社に交渉しなければなりませんが、被害者自身が交渉をしても増額されることは少ないです。
法律の専門家である弁護士さんにお任せしましょう。