頭痛やむくみ、手足の冷えの原因は低体温にあった!?体温が1度上がるだけで体にはいろんなメリットが!【一宮市の接骨院】
2025年06月25日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
私たちの健康を維持するうえで「体温」は非常に重要な指標です。特に「深部体温」と呼ばれる、内臓や脳といった体の中心部の温度は、生命活動に密接に関係しています。
では、この深部体温が「1度」上がると、私たちの体にはどんな変化が起きるのでしょうか?今回は、深部体温上昇によるメリットについてお話しようと思います!
そもそも深部体温とは?表面温度とは違うの?
まず「深部体温」とは、内臓や脳などの体の中心部の温度のことを指します。通常、健康な成人の深部体温はおよそ36.5~37.0℃に保たれています。一方で、手足や皮膚などの表面温度は外気の影響を受けやすく、もっと低い傾向にあります。
深部体温は自律神経によって厳密にコントロールされており、わずかな変化でも代謝や免疫に大きな影響を与えることが知られています。
深部体温が1度上がると得られる5つのメリット
基礎代謝の向上
体温が1度上がると、基礎代謝は約13%上がるといわれています。これは、安静時に消費するエネルギー量が増えるということ。ダイエットをしている人や太りにくい体質を目指している人にとっては大きなメリットです。
基礎代謝が上がることで、脂肪燃焼が促進され、冷え性やむくみの改善にもつながります。
免疫力の強化
体温が上がると、免疫細胞である白血球の働きが活発になります。一般的に5~6倍になるとも。具体的には、リンパ球の活動が促され、ウイルスや細菌を攻撃する力が高まるのです。
実際に、体温が低い人ほど風邪やインフルエンザにかかりやすいというデータもあります。深部体温を上げることで、自然治癒力を高め、病気になりにくい体づくりが可能になります。
自律神経のバランスが整う
自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスによって体温、心拍、血圧、消化などの機能を調整しています。深部体温が適切に保たれることで、このバランスが整いやすくなり、ストレスへの耐性が高まります。
特に、深部体温の上昇は「副交感神経」の活性化に貢献し、リラックス状態を作りやすくします。これは不眠症の改善や、メンタルヘルスの安定にもつながります。
血流の改善と老廃物の排出促進
深部体温が上がると、血管が拡張し血流が良くなります。これにより、細胞への酸素や栄養の供給がスムーズになり、同時に老廃物や二酸化炭素の排出も促進されます。
肩こり、頭痛、手足の冷えなども血流の悪さが一因となっているため、深部体温を上げることはこれらの症状の予防や改善にも効果的です。
内臓機能の活性化
深部体温が高まることで、肝臓・腎臓・胃腸といった内臓の働きも活発になります。たとえば、腸の蠕動運動が促進されることで便秘の改善につながったり、肝臓の解毒機能が高まることで疲れが取れやすくなったりします。
また、女性に多い生理不順や冷えによる不妊なども、深部体温の低下が一因とされています。体を温め、深部体温を高めることは、ホルモンバランスの安定にも寄与します。
深部体温を上げる方法とは?
では、どうすれば深部体温を安全かつ効果的に上げることができるのでしょうか?以下の方法が推奨されています。
- 軽い運動(ウォーキング・ストレッチ)
- 入浴(40℃前後のお湯で20分程度)
- 温かい飲み物や食事を摂る
- 腹巻きや湯たんぽで腹部を温める
- 十分な睡眠をとる
とくに、夜の入浴習慣は深部体温を一時的に上げたあと、徐々に下がる過程で睡眠の質が向上するというメリットもあります。
まとめ:深部体温は「健康のバロメーター」
深部体温を1度上げるだけで、代謝、免疫、自律神経、血流、内臓機能といった私たちの健康の土台が大きく改善されます。普段あまり意識しない「体の中の温度」ですが、実は健康維持や病気予防において非常に重要な要素です。
毎日の生活習慣を少し見直し、体を「温める」ことを意識してみましょう。それが、病気にならない体、疲れにくい体、そして前向きな気持ちを保てる心の土台を作ってくれるはずです。
当院では体に不調に対してしっかりとしたカウンセリング、一人ひとりに合わせた施術を行っています。
頭痛や自律神経の乱れによる症状にも対応しておりますのでお気軽にご相談ください!