肩が痛くて眠れない…そうなってしまう原因や症状は?【一宮市の接骨院】

2025年05月24日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です。
皆さんは肩が痛くなって夜しっかり眠れなかったことはありますか?
「寝返りを打つと痛い」、「夜中に肩が痛くて起きてしまう」などは四十肩や五十肩でみられることがある症状の一つで痛みが強い時期に起こる事があります。
今回は四十肩や五十肩についてお話していこうと思います。

四十肩・五十肩とは

四十肩や五十肩は、正確に言うと『肩関節周囲炎』といい、40代~50代にかけて肩が痛くて上がらなくなったり動かせる範囲が狭くなっていくことが多いため四十肩や五十肩と呼ばれます

特にきっかけはなく痛みが出始めてその後数日から数週間かけて少しずつ、もしくは急速に痛みが出現します。
初めは「なんとなくの痛み」「違和感」から始まり「動かすと痛い」「夜に肩が痛くて眠れない」のような強い症状に変わっていきます。

動かさない期間が長くなると肩を動かす筋肉が固まってきてしまい動かせる範囲が狭くなっていきますが進行すると関節を覆う袋(関節包)が線維化と言って硬くなってしまい動かせる範囲は著しく制限されてしまいます。

急激な痛みが出現したときは関節包が痛みや炎症を起こして激痛となることが多く、動かせる範囲が激減します。

時間が経った後は肩甲骨周辺の筋肉が固まっていき肩の動きと肩甲骨の可動域が狭くなっていきます。

四十肩や五十肩になる原因

四十肩・五十肩は詳しい原因はわかってはいませんが以下のことが関係していると言われています。

加齢による変性

筋肉や腱、軟骨などは年齢を重ねると変性しやすくなり炎症を起こしやすくなります。

運動不足による筋力の低下

長時間のデスクワークなどで体を動かす機会が少なく、運動することが少ないと肩を支える腱板という筋肉が弱くなっていき関節が安定しなくなるため四十肩・五十肩のリスクが高まります。

生活習慣病がある場合

糖尿病や脂質異常症などは四十肩・五十肩のリスクを高める病気になり、特に糖尿病は血糖値がコントロールできないことで肩周囲の血行が悪化し、腱が変性して四十肩・五十肩の発症につながることが多くあります。脂質異常症は、過剰になったコレステロールが腱組織に沈着し炎症を起こします。

四十肩や五十肩の症状

大きく分けて『炎症期』『拘縮期』『回復期』の経過を経て症状が落ち着いていきますが、
症状が完全に改善するためには長い時間がかかることが多くなります。
個人差はありますが最初の痛みや違和感が出てから回復期が終わるまで1年半~2年ほどかかる方もいます。

炎症期

炎症期は一番痛みが強く出る時期になります。
夜に肩が痛くて眠れなくなったり安静にしていても痛みが強く出ます。
肩関節を動かすことはできますが痛みでうまく動かしにくくなります。

拘縮期

拘縮期は炎症期と比べて痛みは落ち着いてきますが、肩関節の可動域がどんどん悪くなっていきます。
この時期には肩甲骨周辺の筋肉が硬くなっていき腕を挙げたり手を後ろに回す動作がやりにくくなっていく方が多いです。

回復期

回復期になると肩の痛みは落ち着いていきます。
そして肩関節の可動域は徐々に回復していきます。

まとめ

四十肩や五十肩は時に強い症状が出てしまい日常生活に支障をきたすこともあります。
回復までに長い期間を要することが多いので時期に応じて適切な施術を受けることが大切となります。
四十肩の施術法や対処法は次回!

当接骨院では四十肩などの肩の痛みに対し、炎症を抑える効果が期待できる超音波施術、痛みの軽減が期待できるハイボルテージ施術、原因筋のマッサージストレッチ姿勢矯正など、一人ひとりに合わせた施術を行っています!

関連記事

ページの上部へ戻る