産後の骨盤矯正は必要なの?【一宮市の接骨院】
2025年06月4日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
出産後、女性の体は大きく変わります。特に「骨盤」は妊娠中に大きく広がり、出産後も元に戻るまでに時間がかかります。しかし、骨盤が歪んだままだと、体にさまざまな不調が現れることがあるんです。そこで重要なのが「産後の骨盤矯正」です!
今回は産後の骨盤矯正についてお話しようと思います!
骨盤が歪むとどうなる?
出産の際、赤ちゃんが通る道を広げるために骨盤が広がりますが、その後、骨盤が元の位置に戻るわけではありません。骨盤が歪むことで、以下のような不調が起こりやすくなります。
- 腰痛や肩こり:骨盤が歪むと、姿勢が悪くなり、筋肉に負担がかかります。
- 尿漏れや便秘:骨盤底筋群が弱まることで、膀胱や腸の機能に影響を与えることがあります。
- 体型の崩れ:骨盤が歪むと、体の重心が変わり、体型が崩れる原因になります。
産後の骨盤矯正がもたらす効果
産後の骨盤矯正をすることで、体の不調を改善することができます。
- 姿勢が良くなる:骨盤矯正をすることで、自然と姿勢が整い、腰痛や肩こりの予防になります。
- 体型が戻りやすくなる:骨盤が元の位置に戻ると、体のバランスが整い、産前の体型に近づきやすくなります。
- 内臓の位置が整う:骨盤矯正を行うことで、内臓が正しい位置に戻り、消化機能や排泄機能が改善されることがあります。
- 精神的なリフレッシュ:体が整うことで、気分が良くなり、産後のストレスや不安も軽減されることが期待できます。
いつから始めるのがベスト?
産後すぐに骨盤矯正を始める必要はありませんが、できるだけ早めに取り組むことが望ましいです。目安としては、出産後1ヶ月〜2ヶ月あたりから始めると効果的だと言われています。ただし、帝王切開などの場合は、傷の回復を待ってから始める必要がありますので、産後の経過に応じて無理のない範囲で行いましょう。
そして、リラキシンというホルモンが出ている時に骨盤矯正を行うことがとても重要となってきます。
リラキシンの役割と特徴
- 出産準備のために骨盤を緩める
リラキシンの最も重要な役割は、妊娠中に骨盤を緩めることです。リラキシンは骨盤周りの靭帯や関節を柔軟にし、出産時に赤ちゃんが通りやすいように骨盤を広げる手助けをします。これにより、分娩がスムーズに進むように準備されます。 - 子宮の収縮をサポート
リラキシンはまた、子宮の筋肉をリラックスさせる働きがあります。これにより、出産時に子宮が適切に収縮するための準備が整います。分娩をスムーズに進めるために必要不可欠なホルモンです。 - 血管の拡張
妊娠中は血液量が増えますが、リラキシンは血管を拡張する作用があり、血液が体全体に流れやすくなるように調整します。これにより、母体にとっても赤ちゃんにとっても適切な血流が確保されます。 - 乳腺の発達を促す
妊娠後期になると、リラキシンは乳腺の発達を促進する働きもあります。これにより、出産後の授乳に向けて準備が整えられます。 - 関節や筋肉への影響
妊娠中、リラキシンは骨盤だけでなく、全身の関節にも影響を与えます。関節が緩くなることで、骨盤以外の部分でも柔軟性が増しますが、これが過度になると腰痛や関節の不安定感を引き起こすこともあります。
リラキシンの分泌量と時期
リラキシンは妊娠初期から分泌が始まり、妊娠後期になるとその分泌量が増加します。分泌量のピークは妊娠3〜4ヶ月後にかけて高まり、出産時に最も多く分泌されます。このホルモンの影響は出産後も続きますが、出産後しばらくするとリラキシンの分泌は減少し、約6ヶ月後には骨盤や関節は元の状態に戻っていきます。
当院は産後の骨盤矯正を行っております!
当院では産後の骨盤矯正を行なっており、産後ケアやストレッチ、トレーニングなど多方面から痛みや悩みにアプローチしていきます!
気になる方は一度ご相談ください!