四十肩・五十肩の施術と予防法について!【一宮市の接骨院】
2025年05月27日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
前回は四十肩・五十肩の症状や原因についてお話しました。
今回は施術や予防法についてお話していこうと思います。
四十肩・五十肩の施術について
四十肩・五十肩の症状は炎症期、拘縮期、回復期に分けられますが、それぞれの時期に応じた施術が必要となっていきます。
炎症期
痛みが強い炎症期は無理に肩を動かさない方が良いです。
肩を支える『腱板』という筋肉が炎症を起こしていると、無理に動かした際に腱板に傷がついたり最悪の場合、腱板断裂という状態になります。

左の図で肩甲骨からついている筋肉が腱板であり、無理やり動かし続けると肩甲骨と上腕骨に挟まって断裂することがあります。
拘縮期
拘縮期にはストレッチや温熱などを行って肩の可動域が狭くならないようにしていきます。
無理に動かして痛みが出るようなら、痛みの出ない範囲で動かしていきましょう。
この時期に肩関節を動かしていかないと肩や肩甲骨を動かす筋肉が固まっていき、可動域が元に戻るまでに時間がかかってしまいます。

コッドマン体操と言ってペットボトルに水を入れて重りを作ったり、軽めのダンベルを用意して痛い方の腕で重りを持ち腕を前後に振ることによって肩関節を動かします。

こちらもコッドマン体操で重りを持ったまま腕を内回し、外回しで捻ります。
ダンベルを持つと遠心力がかかるため無理に捻りすぎないように気を付けます。
回復期
回復期では引き続きストレッチや運動療法、マッサージなどを行います。
四十肩・五十肩の予防について
四十肩・五十肩にならないために日頃から気を付けておいた方が良いことがいくつかあります。
体を温める
季節的な冷えや、夏日でも冷房が直接当たるなど体が冷えてくることにより血流が悪くなり肩関節周囲の炎症が起きやすくなることがあります。
シャワーだけで済まさずにしっかり入浴したり、適度な運動で筋肉や神経を刺激して動かしやすい体を作ることも重要となります。
四十肩・五十肩のリスクとなる病気の改善
糖尿病や脂質異常症などの生活習慣病は四十肩・五十肩のリスクとなる病気になるので食生活の改善や運動療法を行い病気の改善を目指していくことが発症のリスクを減らすこととなります。
猫背・巻き肩の矯正を行う
猫背や巻き肩は肩関節や肩甲骨の可動域を悪くしてしまう姿勢になります。
良い姿勢を意識し続けることは無理ですので、姿勢が気になってさらに肩の違和感や痛みがある場合は肩の施術と一緒に姿勢矯正をするのがオススメです。
当院では猫背・巻き肩矯正を行っています!
まとめ
四十肩・五十肩のリハビリは炎症が落ち着いてきてからできる範囲で行っていくことが重要で、決して無理のない範囲で継続していく必要があります。
固まってしまった肩関節の可動域は元に戻るのに時間がかかりますから根気よく取り組んでいきましょう!

当接骨院では四十肩などの肩の痛みに対し、炎症を抑える効果が期待できる超音波施術、痛みの軽減が期待できるハイボルテージ施術、原因筋のマッサージ、ストレッチ、姿勢矯正など、一人ひとりに合わせた施術を行っています!