膝の内側の痛み、ランニングや歩行で痛くなりやすいのはなぜ?原因を解説!【一宮市の接骨院】

2025年04月24日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
春らしい陽気でウォーキングやランニングが気持ちいい季節になりましたね!
ランニングやウォーキングなど始めたはいいものの膝が痛くなった経験はありませんか?
今回は膝の内側の痛みに注目して解説していきます!

膝の内側が痛いのは何があるのか

ランニングや歩行の際に膝の内側が痛い原因はいくつかありますが、どれが当てはまるのかで対処法が変わってくるため先ずは自分の症状を確認しましょう!
中でも多いものをピックアップして解説していきます!

膝の変形によるもの

50代以上の方に見られることが多く歩きはじめや立ち上がる瞬間、階段昇降や正座やあぐらがやりにくくなったりします。
関節軟骨の摩耗などによって関節の変形を起こし、炎症を起こしている時は膝関節周囲が全体に腫れてくることもあります

正常な膝は上側にある大腿骨と下にある脛骨の間に半月板と呼ばれるクッションがあります。

それぞれの骨には関節軟骨というツルツルな面同士が当たりますが、負担がかかったりすると関節軟骨に傷がつき変形することがあります。

変形の主な原因

膝の変形の主な原因は筋力低下年齢による変性や体重の増減が挙げられます。
膝関節は直接体重を受ける場所で筋肉や靭帯によって安定しています。
筋力低下により不安定感が増したり体重の増加により関節にかかる負担が大きくなります。

鵞足炎

鵞足炎の鵞足とは、太ももにある『縫工筋』『薄筋』『半腱様筋』の三つの筋が膝の内側に付着しており、その部位は鵞鳥(がちょう)の足のように広がるようについているため『鵞足』と呼ばれます。
(下図は右ひざの内側です)

鵞足には『滑液包』と呼ばれるゼリー状の袋があり、その袋は骨と腱の間で摩擦を軽減するクッションの働きがあるため、一度痛みを起こすとなかなか取れにくいことがあります。

鵞足炎の原因

先ほどお話した通り鵞足炎は滑液包が炎症を起こす『滑液包炎』となります。
・急激な運動やトレーニング(坂道ダッシュなど)
・硬い地面(コンクリートなど)でのランニング
・ストレッチ不足などによる筋肉の硬さ
・ランニングの時間や距離の増大
・足の接地の悪さ(偏平足等によるアライメントの増大)

などが原因に挙げられます。
ランナーなどは走ることによる繰り返しの摩擦によるストレスにより痛みが出る傾向が強いため、痛みが出てしまった場合は治りにくいのも特徴です。

半月板損傷

正常な膝は上側にある大腿骨と下にある脛骨の間に半月板と呼ばれるクッションがあります。

椅子から立ち上がる動作や切り返し動作などの日常生活やスポーツ活動により起こることがあります。
膝の曲げ伸ばしの際の引っ掛かり感や膝の裏の痛み、ロッキングと言って膝が完全に伸びないか曲がらなくなって体重が乗せられない症状も起こします。

まとめ

ランニング中やその後に痛みが出てきてしまうこともありますので注意が必要です。
次回はこれらの症状の対策や予防法、ストレッチの方法をお話していこうと思います!

関連記事

ページの上部へ戻る