股関節がポキポキ鳴る原因は?【一宮市の接骨院】

2025年04月17日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
膝のストレッチや腰を回したりした際に、股関節がポキポキ音が鳴ったり痛みが出たことはありますか?
今回は股関節がポキポキなってしまうのは一体何が起きているのか原因をお話します!

股関節がなるのは何?

ポキポキ股関節から音が鳴る状態を『弾発股』(だんぱつこ)と呼びます。
股関節周りについている筋肉や腱が骨に引っ掛かりポキポキと弦をはじくような音(ポップ音)を感じます。
思い当たる原因はないけど、歩いているとゴリゴリ音が鳴るや音がすると言って来院される方もいます。

弾発股はどうして起こるの?

弾発股には大きく分けて3種類あります。

股関節よりも外側で起きるもの

股関節を構成する太ももの骨を大腿骨と呼び、大腿骨の外側の盛り上がりを大転子と言います。

左図は左足の大腿骨を示していて、股関節に近い側の上部には大転子と呼ばれる大きな隆起が見られます。

大転子に覆いかぶさるように上から腸脛靭帯があり、股関節や膝の動きに伴って大転子の上を乗り越えるように動きます。

腸脛靭帯が硬くなったり臀部(お尻)の筋肉の低下、大転子の変形などが原因で音が鳴ります。

股関節の前側で起こるもの

大腰筋や腸腰筋のいずれかが股関節の前側で引っ掛かるタイプです。

腰から股関節にかけて前側を走る『大腰筋』、骨盤から股関節前側に走る『腸腰筋』の二つの筋肉が股関節の前側を通っています

上記の二つの筋肉が股関節を伸ばした後に曲げた際に前側で引っ掛かりその引っ掛かりが取れたり元の位置に戻った時に音が出る時があります。

股関節内部で起きているもの

関節の軟骨を損傷したりして、遊離した軟骨や骨片が関節内部で引っ掛かり音を出します。

まとめ

弾発股はポキポキ音が外から聞こえる程大きい場合もあり、股関節周囲の滑液包に炎症を起こす時は股間節周囲にまで痛みが広がることがあります。
弾発現象や音は聞こえるが痛みは出ないパターンもありますので注意が必要です!

弾発股の対策法は次回!

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