寝違え?それとも…!?首の痛みでお悩みの方へ!見分け方と対処法を解説【一宮市の接骨院】

2025年06月30日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!

朝起きたときに「首が動かない」「痛くて振り向けない」といった経験はありませんか?
このような症状は多くの場合、いわゆる“寝違え”と考えられますが、実はもっと注意が必要なケースも存在します。

今回は、よくある寝違えと見逃してはいけない疾患との違いについて、柔道整復師の視点からわかりやすくお伝えします。


寝違えとは?原因と特徴を解説!

寝違えは正式に言えばには「急性疼痛性頸部拘縮(とうつうせいけいぶこうしゅく)」と呼ばれています。
睡眠中に無理な姿勢が続いたり、首に負担がかかることで、筋肉や靭帯が一時的に炎症を起こすことが原因とされています。

寝違えの主な特徴

  • 動かしたときに首に痛みが出る(特に振り向いたとき)
  • 安静にしていれば痛みがやや和らぐ
  • 数日〜1週間ほどで自然と回復する
  • 痛みの範囲は首の横〜肩や背中にかけて広がることも

軽度の寝違えであれば、氷で冷やしたり、安静にすることで回復が見込めます。


注意が必要!寝違えではない可能性のある首の痛み

すべての首の痛みが寝違えというわけではありません。
以下のような症状がある場合は、早めの医療機関の受診をおすすめします。

■ 頸椎椎間板ヘルニア

  • 首の痛みに加え、腕や手のしびれ、筋力低下が見られる
  • 上を向いたときや首をそらしたときに痛みやしびれが増す

■ 頚椎症

  • 40代以降に多く見られる変性疾患
  • 長期間の肩こり、手足のしびれ、細かい作業のしづらさが出る

■ 頚椎捻挫(むちうち)

  • 交通事故や転倒後に起きやすい
  • 痛みの他に、頭痛・めまい・吐き気などを伴うことも

■ 髄膜炎などの内科的疾患

  • 発熱、意識障害、嘔吐などが伴う
  • 首を動かすと激痛が走る(髄膜刺激症状)

✅ 特に「安静にしても痛みが取れない」「しびれや脱力がある」場合は、自己判断せずに早めに医療機関へ行きましょう。


当院で対応できるケースについて

当院では、寝違えなど筋肉や関節の炎症が原因の首の痛みに対して、手技療法や物理療法、姿勢指導などを行っています。

一方、神経の圧迫が強い場合や、内科的疾患が疑われるケースについては、必要に応じて医療機関へのご紹介も可能です。

👨‍⚕️「これは接骨院で見てもらっていいの?病院の方がいい?」と迷われたら、まずはお気軽にご相談ください!


ご自宅でもできる!寝違えのセルフケア3選

寝違えをしてしまったときは、以下のセルフケアをお試しください。

1. 【冷却】まずは痛みが出てから24~48時間は冷やす

→ 氷のうや保冷剤をタオルに包んで、10分程度冷やしましょう

2. 【安静】痛みが強い間はなるべく首を動かさず休ませる

→ 首の角度が楽な姿勢を見つけて、無理に振り向いたりしないことが大切です

3. 【温熱・ストレッチ】2〜3日後、痛みが落ち着いてきたら温めと軽いストレッチ

→ 温めることで血流が改善され、回復が早くなります

※ただし、しびれがある・痛みが悪化する場合はすぐに中止してください!


まとめ

首の痛みは多くの人が経験するごく身近な症状ですが、原因はさまざまです。
「そのうち治る」と放置せず、早めに専門家へ相談することが大切です。

特に、首の痛みと一緒にしびれや腕のだるさ、頭痛などがある場合は、寝違え以外の可能性が考えられます。

当接骨院では首の痛みに対し、炎症を抑える効果が期待できる超音波施術、痛みの軽減が期待できるハイボルテージ施術、原因筋のマッサージストレッチ姿勢矯正など、一人ひとりに合わせた施術を行っています!

関連記事

ページの上部へ戻る