外反母趾の治し方って?痛みの原因と対策を紹介!【一宮市の接骨院】
2025年04月30日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
足の親指が曲がっていってしまう外反母趾、必ずしも痛みが伴うわけではないために放置されている方もいると思います。
今回は外反母趾について、起きてしまう原因と対策についてお話しようと思います!
外反母趾とは?
外反母趾とは、足の親指の付け根の関節が他の指に向かって曲がっていくような変形のことで、時には表面の皮膚が赤くなったり水泡が出来たりすることもあります。
男性よりも女性の方が圧倒的に数が多く、3人に1人は外反母趾の可能性があります。
10代の女性にも発症してしまうケースがあります。

正常な角度は15°以内に収まっていることが多く、中等度になれば20~40°以内、重度になると40°以上の角度が出来てしまうこともあります。
外反母趾の症状
見た目上の腫れや変形だけでなく、変形によって靴との摩擦が生じやすく赤みを帯びてきたり皮膚が硬くなったり飛び出ている部分の神経を圧迫し痺れなどの神経症状を起こす場合もあります。
症状が進行すると歩くときに親指での蹴り出しがうまくいかずに第二趾の負担が増大してしまい第二趾の足の裏側に胼胝(たこ)が出来たりします。
さらに進行すると第二趾や第三趾の下に母指が潜り込んでいく形になっていき、痛みが強くなり歩行の際にバランスの低下を招き、歩きにくさも出てきます。
外反母趾の原因
外反母趾の原因は大きく分けて遺伝的なものと非遺伝的なものの二つに分けることが出来ます。
遺伝的なもの
遺伝的なものは若年層にもみられ、土踏まずのアーチが低い偏平足、指の付け根のアーチが低くなる開帳足、生まれつき母趾が他の趾よりも長いなどが挙げられます。
非遺伝的なもの
非遺伝的なものはハイヒールや足先が細くなっている靴など幅の狭い靴を履くことにより足先に負担がかかり外反母趾となっていきます。
加齢による筋力の低下によって足の裏のアーチ構造が弱くなり外反母趾になるケースもあります。
全身疾患として痛風や関節リウマチなどの疾患が原因となる場合もあります。
外反母趾って治るの?対策は?
外反母趾を根本的に治そうとするのは難しいです。
なので多くは『保存療法』と言って手術せずに痛みを緩和したり、原因となっている要素を減らしていくことをしたりします。
具体的には以下のことを行っていきます。
インソールを入れる
外反母趾になりやすい人の傾向としてかかとが内側に倒れて偏平足になっていくことが挙げられます。
内側の土踏まずをサポートできるインソールを入れることにより母趾に対して負担を軽減する効果があります。

インソールを入れると体重がまっすぐにかかるようになり親指への負担が軽減されます。
サポーターの着用、テーピングを巻く
外反母趾用のサポーターで母趾の角度を緩やかにしたり、テーピングを巻いてサポートすることも出来ます。

簡単にテーピングを巻くなら、母趾の内側から軽く引っ張りながら指の間を通り足の裏を通って足の甲まで巻きます。
長時間貼り続けると肌トラブルの原因になってしまう為、貼り終わった後は清潔に保つようにしましょう。
マッサージやストレッチを行う
足の裏の筋肉が疲労していたり足の裏のアーチが支えておけないと母趾に負担がかかるので足の裏の筋肉をストレッチやマッサージしてアーチを適切な状態に保っておくことが出来ます。
ゴルフボールを軽く踏みながら前後に転がしたり、若竹ふみをしたりして足の裏を刺激して柔らかい状態を作っておきましょう。
まとめ
外反母趾は痛みが出ない場合もあり施術が遅れて進行してしまう方も多くいます。
完全に進行しきってしまうと治すことは難しくなるため早めの対策が重要となります!

当接骨院では外反母趾に対し、炎症を抑える効果が期待できる超音波施術、痛みの軽減が期待できるハイボルテージ施術、原因筋のマッサージ、ストレッチ、姿勢矯正など、一人ひとりに合わせた施術を行っています!