同じ姿勢が続くと体が痛くなるのはなぜ?【一宮市の接骨院】
2025年06月19日

デスクワークや長時間の運転、立ち仕事などで、同じ姿勢を続けていると「肩がこる」「腰が痛くなる」「足がしびれる」といった経験はありませんか?
今回は同じ姿勢によって体に痛みや痺れが出る理由を詳しくお話しようと思います!
なぜ体は痛くなるのか?
血流の低下が痛みを引き起こす
同じ姿勢を続けると、筋肉の一部がずっと収縮したままになります。筋肉が緊張し続けると、その内部を通る血管が圧迫され、血流が悪くなります。その結果、酸素や栄養が届きにくくなり、疲労物質(乳酸など)が蓄積します。この状態が続くと、筋肉に酸素不足が起き、鈍い痛みやこりとして感じられるのです。
筋肉と靭帯にかかる負担が増える
私たちの体は、姿勢を保つために一定の筋肉(とくに背中や腰の筋肉)を常に使っています。これが続くことで、筋肉や靭帯には慢性的な負荷がかかり、炎症や緊張が生じます。また、筋繊維に小さな傷ができることもあり、これが違和感や痛みの原因になることもあります。
関節の動きが制限される
関節には「滑液(かつえき)」という潤滑液があり、動かすことで栄養が行き渡ります。しかし、長時間動かさないとこの滑液の循環が滞り、関節のこわばりや動き始めの痛みが出やすくなります。特に、膝や股関節、肩関節などはデスクワーク中に動かしにくいため、痛みが出やすい部位です。
神経の圧迫によるしびれや鋭い痛み
座りっぱなしや猫背などの悪い姿勢が続くと、神経を圧迫してしまうことがあります。代表的なのが「坐骨神経痛」で、お尻から足にかけてビリビリとした痛みやしびれが出ます。これは、姿勢が原因で神経にストレスがかかっている証拠です。
筋膜の癒着とトリガーポイント
筋肉を包んでいる「筋膜」は、動かすことで滑らかに保たれていますが、同じ姿勢が続くと癒着(粘着)してしまいます。その結果、筋膜の中に「トリガーポイント」と呼ばれる硬いしこりができ、そこから関連痛が起こることもあります。押すと痛い場所がある方は、この筋膜の癒着が関係している可能性があります。
ストレスも痛みに関係する
意外かもしれませんが、精神的ストレスも体の痛みに関係しています。長時間の緊張状態や集中によって自律神経が乱れ、筋肉がこわばりやすくなります。さらに、ストレスにより痛みに対する感受性が高まり、より強く痛みを感じやすくなることもわかっています。
当院でできること
姿勢評価と骨盤矯正・姿勢矯正
- 当院では、姿勢の歪みやバランスをチェックして、どこに負担がかかっているのかを確認します。
- 日常生活での姿勢改善のアドバイスや、座り方・立ち方などの話を詳しくしていきます。
手技療法(マッサージ・ほぐし)
- 筋肉の緊張を緩める手技療法を行って、血流を改善し、痛みやこりを和らげます。
- 特に肩・首・腰など、長時間同じ姿勢で負担がかかる部位に効果的です。
ポキポキ整体
- 姿勢の崩れからくる体の不調には、背骨や骨盤の歪みを調整する施術が行われます。
- 骨格のバランスを整えることで、筋肉や神経の負担を軽減します。
ハイボルテージ施術
- 筋肉のこりや炎症を抑えるためにハイボルテージ+超音波を使って深部の筋肉を刺激します。
- 血流を促進し、痛みの緩和に繋がります。

当接骨院では首や肩・腰の痛みに対し、炎症を抑える効果が期待できる超音波施術、痛みの軽減が期待できるハイボルテージ施術、原因筋のマッサージ、ストレッチ、姿勢矯正など、一人ひとりに合わせた施術を行っています!
ストレッチ指導
- 自宅でも簡単にできるストレッチや体操についてお話します。
- 特定の筋肉に負担がかかっている場合、それを和らげる動きやセルフケアを提案します。
痛みを防ぐためにできること
体の痛みを防ぐには、定期的に姿勢を変えることが最も大切です。1時間に1回は立ち上がってストレッチをしたり、軽い体操を取り入れたりしましょう。またイスや机の高さを調整したりパソコン業務であればモニターの高さを調節することで痛みの予防につながります。
まとめ
同じ姿勢が続くことで体に痛みが出るのは、血流の低下や筋肉・関節・神経への負担、さらには心理的な影響など、さまざまな要因が重なっているからです。痛みは体からのサインです。日常の中で少しでも「動く時間」を意識することで、痛みの予防や軽減が期待できますので意識して体を動かす機会を作っていきましょう!