何もない所でつまづいたり転んだりすることが増えていませんか?原因と対策を解説!セルフチェックも!【一宮市の接骨院】
2025年06月20日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
「最近よくつまづくようになった…」
そんなお悩みを抱えている方が増えています。特に高齢の方だけでなく、若い方でも意外と多く見られる現象です。
実は、つまづきやすくなるのには身体の使い方や筋力低下など、さまざまな原因があります。
今回はつまづきの原因と予防方法について詳しくお話しようと思います!
つまづきやすくなる原因とは?
足の筋力低下(特に前脛骨筋や腸腰筋)
歩くときに足を持ち上げる筋肉が弱くなると地面をしっかりと蹴り出せなくなり、つま先が上がらず引っかかりやすくなります。特に長時間座っている方や運動不足の方に多いです。
姿勢の崩れ・猫背
背中が丸くなったり、頭が前に出る「猫背・巻き肩」姿勢になると、体のバランスが前方に傾きやすくなります。これによって重心が不安定になり、歩行時にバランスを崩してつまづく原因となります。
骨盤や股関節の歪み
骨盤が傾いたり、股関節の動きが悪くなると、足の動きにも影響が出ます。歩幅が狭くなったり、足の可動域が狭まることで、障害物に気づかずにつまづくことがあります。
足裏の感覚の鈍化
加齢や糖尿病、神経障害などによって足裏の感覚が鈍くなると、床のわずかな段差や傾斜に気づきにくくなるため、つまづくリスクが高まります。
視力の低下・注意力散漫
視力の低下やスマホ歩きなどで前方の障害物を見落とすと、思わぬ場所でつまづいてしまいます。視覚情報の不足は、転倒事故の大きな原因の一つです。
つまづきやすさセルフチェック!
片足立ちチェック(バランス感覚)

- 両手を腰に当てて、片足を床から5cmほど上げる
- 目を開けたまま、何秒間キープできるか数える
- 左右で行う
結果を確認!
- 60歳以上:15秒未満はバランス力低下の可能性
- 若年層:30秒未満は注意
つま先上げチェック(足の筋力)

- 壁や椅子に手をついて立つ
- 両足のつま先を同時に上げて、かかとで立つ
- そのまま5秒キープ
結果を確認!
- フラついたり、すぐ下ろしてしまう場合 → 前脛骨筋の筋力低下が疑われます
早歩きチェック(歩行機能)
- 自宅の廊下や室内で5〜10歩ほど早歩きしてみる
- 歩幅が狭い・つま先が引っかかる感覚があるか確認
ポイント!
- 歩幅が明らかに狭く感じる
- 足がスムーズに前に出ない
→ 筋力や関節可動域の低下の可能性あり
足指グー・パー運動チェック(足の感覚)
- 座った状態で裸足になり、足の指を「グー(握る)」→「パー(開く)」を繰り返す
- 両足で10回ほど実施
ポイント!
- 指が動かしづらい
- 左右差がある
→ 足裏や足指の筋力・感覚の鈍化が考えられます
結果の目安
- 2つ以上「うまくできなかった」場合は、つまづきやすさが高まっている可能性があります
- そのまま放置すると、転倒やけがのリスクがあるため、早めの対策がおすすめです
当院でできる対策・ケア方法
● 筋力バランスのチェックとトレーニング指導
当院では、下肢の筋力バランスや柔軟性をチェックし、ストレッチやセルフトレーニングもご提案させていただきます。
● 骨盤矯正・猫背・巻き肩矯正
猫背・巻き肩や骨盤矯正を行うことにより歩き方や体のバランスを改善し、つまづきにくい身体をつくります。
● テーピングやサポーターの提案
筋力が弱っている部分や関節のサポートが必要な場合は、効果的なテーピングや装具の使用をご提案しています。
日常生活でできる予防方法
- 軽いウォーキングや体操を日課にする
- 姿勢を良くするためのストレッチを欠かさずにする
- 足元の段差や障害物に気をつける(室内も重要!)
- 足の裏や指のストレッチを行う
- こまめに水分補給をして神経の働きを保つ
【まとめ】つまづきは身体からのサインかも?
つまづきやすくなるのは、単なる年齢のせいではなく、身体のバランスや筋力の変化のサインかもしれません。
放っておくと転倒や骨折につながることもあるため、早めのケアが大切です。
当院では、つまづき予防のための施術やアドバイスを行っております。
「最近よくつまづく」「歩くのが不安」など、少しでも気になる方はぜひお気軽にご相談ください!