しりもちついてしまって尾てい骨がいたい!姿勢が原因で尾てい骨が痛くなることも!?【一宮市の接骨院】
2025年05月10日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
階段を踏み外したり足を滑らせてしりもちをついてしまい尾てい骨が痛くなった時はありますか?
尾てい骨は、しりもちだけでなく姿勢不良でも痛みを起こすことがあります。
今回は尾てい骨の痛みについて詳しく解説していこうと思います!
尾てい骨について
尾てい骨とは、背骨の土台になる『仙骨』の下についている『尾骨』と呼ばれるものです。

横から見た図では、背骨に続く仙骨から尾骨にかけて繋がっているのが分かります。
しりもちをついたときは硬い地面や階段に尾骨をぶつけてしまいケガをします。
尾骨の怪我について
転んでしりもちをついたなどお尻を強く打った場合は打撲や骨折の痛みが出ている可能性があります。
打撲はお尻の筋肉や皮下組織が損傷している状態で、ひどい打撲であれば腫れや内出血が出てくることがあります。
打撲であれば通常は数日かけて徐々に回復して痛みが少なくなっていきますが、長期間の痛みとなってくると尾骨骨折の疑いが出てきます。
骨折と言っても尾骨そのものは細い骨になるので足や腕の骨の骨折のような痛みは少なく打撲と勘違いすることも多々あります。
長時間座っている時や座った状態で背もたれに体重をかけた時、長時間立っている時や座って立ち上がる瞬間などに痛みが伴うことが多く、尾骨を局所的に触れると強い痛みが走るのが尾骨骨折の特徴となります。
まれに足の痺れや脱力感、排便時の血便など骨折した尾骨が神経や腸などに影響を及ぼすことがありますので違和感を感じたらすぐに医療機関へ行きましょう。
姿勢による尾てい骨の痛み
座っている姿勢が崩れていると尾骨に対しての負担が増えていきます。
座っている姿勢は、イスに深く腰掛けて骨盤を立てるようにして座ることにより尾骨が座面に触れなくすることが出来ます。

浅く腰掛けるようにしてしまうと骨盤が後ろに寝てしまうため(後傾)尾骨が座面に当たりやすくなってしまいます。
体操座りなど、硬い床に直接尾骨が触れる時間が長くなることも痛みが出てくる原因になることがあります。
尾てい骨の痛みが出ている時の過ごし方
硬い場所に座らない
尾骨が痛い時に硬すぎる座面の椅子に座らないようにします。
木製や金属製の椅子に座る際は座布団やクッションを使って衝撃を吸収できるようにしましょう。

クッションはドーナツ型のクッションを使うことをオススメします。
座った際に尾骨がクッションの穴の部分に収まるため、尾骨が直接座面に触れなくなり座っていても痛みを感じにくくなります。
猫背で座ることを避ける
座った際に猫背になると骨盤が後傾しやすくなり尾骨に体重がかかりやすくなってしまいます。

猫背になると座面が尾骨に触れやすくなり直接当たることになりやすいです。
そのため骨盤を立てて良い姿勢で座ることにより負荷が軽減できます。
まとめ
しりもちなどの怪我だけでなく猫背などの姿勢の悪さによって尾てい骨の痛みの原因になっていることがあります。
直接ぶつけた場合はクッションなどを上手に活用して痛みを少なく抑えましょう。
姿勢が原因である場合は、良い姿勢を意識するのは難しいですので骨盤矯正や姿勢矯正をおススメします!
当院では猫背・巻き肩矯正を行っています!

当接骨院では尾骨の痛みに対し、炎症を抑える効果が期待できる超音波施術、痛みの軽減が期待できるハイボルテージ施術、原因筋のマッサージ、ストレッチ、姿勢矯正など、一人ひとりに合わせた施術を行っています!