【学生 サッカー部】大会まで1ヶ月なのに膝が痛い…徹底施術で大会までに改善した実例【岩倉市・一宮市の接骨院】

2026年03月5日

こんにちは!いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!

今回は「部活中に右膝が痛くなって、キックがつらい…」「大会が近いのに不安…」というサッカー部の高校生の症例の経過をご紹介します!

来院時の状況

サッカー部に所属する10代の男子高校生。
部活中に走ったり、蹴ったりすると両膝の内側に痛みを感じるようになり来院されました。
左膝の方がどちらかというと痛みが強い状態です。
特に痛みが強いのはキック動作で、蹴り出しからフォロースルーにかけてが一番つらいとのことでした。練習は週5回と運動量が多く、小学生の頃から継続してサッカーをしている背景もあります。
また、1か月後に大会を控えており、できるだけ早くプレーに支障が出ない状態にしたいという希望がありました。

所見(初回評価)

痛みの程度や動作の制限を中心にお身体の状態を確認しました。

 ・PS(ペインスケール)左8/10 右6/10
 ・両側鵞足部(膝の内側下方)に圧痛(+)
 ・屈曲時痛(+)
 ・可動域制限(+):左膝屈曲100度付近から痛み
 ・歩行時痛:多少あり
 ・走行時痛 両側とも(+)
 ・鵞足筋のみならず、大腿部全体・臀部の柔軟性低下、硬結(張り)が目立つ

これらの所見より、膝の内側にある「鵞足部」周囲に炎症・負担が集中している可能性が高いと判断し、鵞足炎(鵞足部の炎症)を疑いました。

鵞足・鵞足炎ってなに?

鵞足とは

鵞足(がそく)は、膝の内側下方(脛の骨の内側)にある筋肉の付着部の呼び名です。
主に、以下の筋肉が合流して付着します。

 ・縫工筋(ほうこうきん)
 ・薄筋(はっきん)
 ・半腱様筋(はんけんようきん)

3本の腱が“ガチョウの足”のように見えるため「鵞足」と呼ばれます。

鵞足炎とは

鵞足炎は、膝の内側下方にあるこの鵞足部で腱やその下にある滑液包(クッションの袋状組織)が、繰り返しの負担によって炎症を起こし、痛みが出る状態です。
鵞足には縫工筋・薄筋・半腱様筋が集まって付着しているため、走る・切り返す・キックなどの動作が多いスポーツでは引っ張られる負荷が重なりやすく、運動量が多いほど症状が出やすい傾向があります。痛みは「膝の内側の少し下あたり」に出ることが多く、押すと痛い、曲げ伸ばしで痛い、走ると痛いといった形で現れます。

また、痛みは膝にみられますが大腿部や臀部の硬さで股関節の動きが小さくなると、膝の内側に負担が集まりやすいため、周辺の柔軟性も含めて考えることが大切です。

今回のケース

今回、鵞足部(膝の内側下方)に明確な圧痛があり、屈曲100度付近からの痛みや可動域制限、走行時痛もみられたため、鵞足炎を疑いました。
先程説明したように鵞足炎は「膝の内側が痛い」状態であっても、原因が膝だけにあるとは限りません。
鵞足(縫工筋・薄筋・半腱様筋の付着部)は、股関節や骨盤まわりの影響を受けやすい“牽引点”で、股関節の動きや筋の柔軟性が落ちると、最終的に膝の内側へ負担が集中しやすくなります。

今回のケースは週5で部活動があり、さらに「キック動作が一番痛い」という訴えがありました。
キックというと蹴る脚ばかりに目がいきますが、実際には踏み込み脚で体を支え、骨盤を安定させながら力を伝える場面が必ずあります。


このとき本来は臀部(中殿筋・大殿筋など)が働いて骨盤と股関節を安定させ、股関節の動き(伸展や回旋)を使ってスムーズに出力します。


しかし今回の所見では、鵞足筋周囲だけでなく臀部の柔軟性低下硬結も目立っていました。
臀部が硬くてうまく使えない状態だと、踏み込みで骨盤が安定しにくくなり、股関節の動きが小さくなります。
その結果、動作のしわ寄せが膝へ来やすく、膝の内側にねじれや牽引ストレスが増えて、鵞足部に負担が集中しやすくなります。
また、蹴り脚側でも、振り出し〜フォロースルーで股関節の回旋と膝の曲げ伸ばしが連動するため、太もも内側〜裏側の緊張が強いと鵞足部が引っ張られやすく、キック時痛として現れやすくなります。

さらに大腿四頭筋や大腿筋膜張筋など太もも前・外側の張りが強いと、膝の曲げ伸ばしがスムーズにいかず、屈曲時痛や可動域制限として出やすくなります。

今回のケースでも鵞足筋周囲だけでなく大腿部全体の柔軟性低下と硬結もみられ、週5の練習による疲労蓄積も背景として考えられました。
そこで、痛い部位(鵞足部)の炎症ケアに加え、股関節〜骨盤の安定性と太もも・臀部の柔軟性にアプローチすることで、膝の内側に偏っていた負担を分散させる方針で施術を組み立てました。

施術内容

大会まで1か月という期限があったため、炎症ケアと動作負担の軽減を両立する目的で進めました。

1)鵞足部への超音波施術

炎症を抑える効果が期待できる超音波ハイボルテージ施術を両鵞足部に行いました。

2)手技で大腿部〜臀部の緊張を緩める

鵞足筋を中心に、硬結が目立った部位も含めてアプローチしました。

 ・鵞足筋(縫工筋・薄筋・半腱様筋)周囲
 ・大腿四頭筋
 ・大腿筋膜張筋
 ・大殿筋・中殿筋

3)ストレッチ(院内+自宅指導)

鵞足部を主に、太もも・臀部まで含めて柔軟性を改善するためのアプローチを行いました。

通院計画とセルフケア

大会が1か月後に控えていたため、週2回の通院を提案しました。
加えて、炎症を早く落ち着かせ、再発しにくい身体にするには「自宅ケア」が重要です。

 ・ストレッチ(毎日)
 ・練習量の調整(痛みが強い動作は一時的に負担軽減)
 ・ウォーミングアップ/クールダウン、アイシングの徹底

経過

 ・初回:PS 左8/10 右6/10
 ・1週間後:PS 左5/10 右4/10
 ・さらに2週間後:PS 左3/10 右1/10 
 ・1か月後~現在:PS 両側0〜1/10

現在は再発防止のため、週1回の通院を継続しています。
炎症が落ち着いてきたため超音波施術は行わず、柔軟性向上を目的としたストレッチ中心の手技を継続中です。

鵞足部セルフストレッチ

痛みが強いときは無理せず、「痛気持ちいい」範囲で行いましょう。
伸ばし始めて気持ちのいい所で止め、30秒キープしましょう。

内もも(薄筋)ストレッチ

1.床に座り、足裏同士を合わせる(合せき)
2.背すじを伸ばし、骨盤を立てる
3.ゆっくり上体を前へ倒す
4.内ももが伸びるところで20〜30秒×2〜3回

・ポイント
反動をつけない/呼吸を止めない

B)太もも裏(ハムストリングス:半腱様筋)ストレッチ

1.片脚を前に伸ばして座る(反対脚は軽く曲げる)
2.背すじを伸ばしたまま、骨盤から前に倒す
3.太もも裏が伸びたところで20〜30秒×2〜3回

・ポイント
背中を丸めず、骨盤から動かす

C)前もも+股関節前(縫工筋ライン)ストレッチ

1.立位で足首を持ち、かかとをお尻へ近づける
2.軽く膝を後ろへ引き、股関節の前が伸びる位置へ
3.そのまま“少しだけ”膝を内側へ寄せる
4.20〜30秒×2回

注意:膝に痛みが出る場合は中止

D)臀部(中殿筋・大殿筋)ストレッチ

1.仰向けで寝て、片脚を反対側の膝に引っかける(4の字)
2.下の脚を抱えて胸へ引き寄せる
3.お尻の奥が伸びるところで20〜30秒×2回

・ポイント:腰を反らしすぎない

今回の費用

・学生 超音波+HV施術
1回 1,000円 × 8回 = 8,000円

・保険施術分
高校生のため、医療助成適応となり自己負担なし  計8000円

まとめ:学生こそ、早めのケアが鍵です

膝の内側痛は、鵞足部に負担が集中して起こることがあります。
今回のケースでは両側の鵞足炎の症状に対し、鵞足部の炎症ケアに加えて太もも〜臀部の硬さにもアプローチを行い、セルフストレッチを継続することで、1か月で痛みは大きく改善しました。
学生は練習量が多く、我慢して悪化しやすい時期でもあるため、「練習の調整」と「ケア」を早めに始めることが復帰への近道になります。

大会が近い方も状況に合わせて提案できますので、気になる痛みは無理せず早めにご相談ください!

店舗情報

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