【30代 女性】子育ても仕事もあるのに急なぎっくり腰…再発させない施術とは?【岩倉市・一宮市の接骨院】
2026年04月6日
こんにちは!いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
今回は、朝ベッドから起き上がろうとした際に強い腰の痛みが出てしまった、30代女性のぎっくり腰の症例の報告です。
「急に腰が痛くなった」
「前から少し違和感はあったけれど、ここまでひどいのは初めて」
このようなお悩みがここ最近増えてきています。
ぎっくり腰は、ある日突然起こったように感じやすい症状ですが、実際にはそれまでの疲労や身体のゆがみ、筋肉への負担が少しずつ積み重なった結果として起こることが多いです。
今回のケースも、育児と仕事復帰による負担に加え、産後の骨盤ケアが十分にできていなかったことが背景にあったと考えられる一例でした。
この記事では、実際の所見、施術内容、経過を交えながら、ぎっくり腰が起こる仕組みや再発予防の大切さについてお話します!
ご来院時の状況

患者様は30代女性です。
朝、ベッドから起き上がろうとした際に腰へ強い痛みが走り、そのまま動くのもつらい状態でご来院されました。
これまでにも数回、腰に痛みを感じたことはあったそうですが、「動けないほど痛い」と感じたのは今回が初めてとのことでした。
さらに、5歳と2歳のお子さんの育児中で、今年からお仕事(保育士)にも復帰されたばかりでした。
日常的に身体へかかる負担は大きく、仕事に家事と休みたくても十分に休めない状況が続いていたことがうかがえました。
また、産後の骨盤矯正はこれまで受けていないとのことでした。
初回の所見
初回来院時の主な所見は以下の通りです。
・両側の脊柱起立筋部に強い疼痛あり
・圧痛あり
・左右痛みはあるが、特に右側の疼痛が強い
・しびれなし
・歩行時痛あり
・前かがみでの痛みあり
・腰を反らす動きでの痛みあり
・身体をひねる動きでの痛みあり
・腰部の可動域制限あり
・臀部~上部起立筋にかけて硬結あり
・疼痛スケール PS 10/10
これらの所見から、今回は急性腰痛、いわゆる「ぎっくり腰」が強く疑われる状態でした。
ぎっくり腰は「急に起きた」ようで実は他に原因が?

ぎっくり腰というと、「重いものを持った瞬間に急になった」「朝突然なった」という印象を持たれやすいですが、実際には本当にその瞬間だけが原因とは限りません。
ぎっくり腰は、筋肉や筋膜、周囲の軟部組織に急な損傷が起きた状態で、わかりやすく言えば腰まわりの“肉離れのような状態”として捉えられることがあります。
もちろん細かな病態はケースによって異なりますが、少なくとも「急な炎症を伴う強い痛み」が起きている点は共通しています。
そして、その引き金になるのは、日々の疲労の蓄積、姿勢不良、抱っこや家事の繰り返し、睡眠不足、骨盤バランスの乱れ、筋肉の柔軟性低下などです。
つまり、発症のきっかけは朝の起き上がり動作だったとしても、そこに至るまでに身体の中ではかなり前から負担が積み重なっていた可能性があります。
今回の患者様も、育児による抱っこや中腰動作、仕事復帰による生活リズムの変化に加えて、産後に身体をしっかり労わるべき時期に十分なケアができなかったことで、骨盤のゆがみや筋肉への負担が長く蓄積していたと考えられました。
産後の骨盤バランスと腰痛の関係
産後は、ホルモンや生活環境の変化によって身体へ大きな負担がかかりやすい時期です。
出産後しばらくは骨盤まわりが不安定になりやすく、さらに授乳、抱っこ、寝かしつけ、おむつ替えなどで前かがみや片側への荷重が続くため、腰や臀部の筋肉に無理がかかりやすくなります。
本来であれば、この時期は身体の回復を最優先にしながら、骨盤や筋肉の状態を整えていくことが大切です。
しかし、現実には家事や育児に追われ、自分の身体を後回しにしてしまう方も少なくありません。
その結果、骨盤の左右差や筋肉のアンバランスが残り、ある日ちょっとした動作をきっかけに強い腰痛として現れることがあります。
今回の症例は、まさにその典型のひとつといえるケースでした。
初回の施術内容
初回は、炎症が強く出ている状態だったため、刺激の入れ方に十分配慮しながら施術を行いました。
実施した内容は以下の通りです。
・両側起立筋部への超音波施術
・両側起立筋部へのハイボルテージ施術
・腰部から臀部の筋緊張を緩める手技
・炎症部位以外の硬結部への手技
・右短下肢に対する骨盤矯正
・下肢ストレッチ
ただし、初回来院時はPS10/10と痛みが非常に強く、炎症も強く疑われる状態でした。
この段階で患部に強い手技を加えすぎると、かえって炎症を助長し、痛みが長引いてしまうことがあります。
そのため、まずは炎症を抑えることを優先し、超音波とハイボルテージを中心に施術を進めました。
一方で、炎症部位そのものではなく、その周囲や関連する硬くなった筋肉に対しては、次の炎症や負担の連鎖を防ぐ目的で、状態を見ながら丁寧に手技を行いました。
炎症部位だけの施術では改善しない

ぎっくり腰では、どうしても「いま痛いところ」だけに注目しがちです。
もちろん急性期には、痛みの強い炎症部位への負担を減らし、しっかり落ち着かせることが重要です。
しかし、実際には痛みが出ている部位だけをケアしていても、再発予防という点では十分とはいえません。
なぜなら、腰の痛みは腰だけの問題で起きているとは限らないからです。
臀部の硬さ、太ももの張り、骨盤の左右差、体幹の支持性低下など、周囲の機能低下が重なることで、腰に過剰なストレスが集中してしまいます。
この部分をそのままにしておくとまた同じ症状、もしくはそれよりもひどい症状を引き起こしてしまうこととなるのです。
今回の患者様でも、臀部から上部起立筋にかけて明らかな硬結がみられ、さらに右短下肢の所見からも骨盤バランスの崩れが疑われました。
そのため、単に炎症部位だけを追うのではなく、腰から臀部、下肢まで含めて広い範囲で評価し、段階的にケアを進めることが必要だと判断しました。
放置すると再発を繰り返しやすくなる理由

ぎっくり腰は、強い痛みが落ち着いてくると「そのうち治った」と感じることがあります。
しかし、痛みだけを基準に放置してしまうと、筋肉の状態が十分に回復しないまま日常生活へ戻ってしまうことがあります。
その結果、筋肉に瘢痕化や硬結が残り、再発しやすい状態になることがあります。
瘢痕化とは
瘢痕化とは、傷んだ筋肉や軟部組織が回復していく過程で、本来のしなやかさを十分に取り戻せないまま、硬く柔軟性の乏しい状態で残ってしまうことを指します。
本来であればスムーズに伸び縮みするはずの筋肉が動きにくくなるため、同じ部位に負担がかかりやすくなり、痛みの再発や違和感の残存につながることがあります。
硬結とは
硬結とは、筋肉の一部がしこりのように硬くなっている状態です。
血流不良や筋緊張の持続によって起こりやすく、押すと痛みが出たり、動作時のつっぱり感につながったりします。
この瘢痕化や硬結が残ると、痛みがいったん落ち着いたあとも筋肉がスムーズに働かず、また少しの負担で再びぎっくり腰を起こしやすくなります。
だからこそ、ぎっくり腰は「痛みが引いたら終わり」ではなく、炎症が落ち着いたその先にある筋肉の柔軟性回復、骨盤バランスの調整、再発予防まで見据えて施術を進めることが大切です。
施術経過
初回
来院時はPS10/10で、少し動くだけでも強い痛みが出る状態でした。
急性期で炎症が強いと考えられたため、患部への過度な手技は避け、超音波とハイボルテージを中心に施術を行いました。
一方で、炎症部位以外にみられた腰部から臀部の硬結に対しては、状態を悪化させない範囲で手技を行い、筋緊張の緩和を図りました。
施術頻度は炎症がかなり強いため週3回を目安にご案内しました。
1週間後
PS6/10まで軽減しました。
まだ痛みは残っていたため、超音波とハイボルテージは継続し、あわせて硬結部位への手技とストレッチも継続しました。
状態に応じて、通院頻度は週2回へ移行しました。
2週間後
PS4/10まで改善しました。
動作時の痛みが軽減し、日常生活でのつらさも少しずつ落ち着いてきました。
このタイミングで、引き続き超音波とハイボルテージを行いながら、右短下肢に対する骨盤矯正を開始しました。
施術頻度は週1回へと調整しました。
4週間後
PS1から2/10まで改善しました。
この時点で急性の強い痛みはかなり落ち着いていたため、施術の目的を「痛みを取ること」から「再発を防ぐこと」へ切り替えました。
超音波とハイボルテージは終了し、硬結部位を緩めるための手技、ストレッチ、骨盤矯正を中心に施術を継続しました。
現在
現在も状態を安定して保つことを目的に、週1回の施術を継続されています。
強い痛みは落ち着き、再発予防を見据えた身体づくりを進めている段階です。
今回の症例からわかること
今回の症例では、朝の起き上がり動作がきっかけとなって強い腰痛が現れましたが、原因はその瞬間だけではなく、これまでの身体への負担の蓄積にあったと考えられます。
特に今回は、
・育児による抱っこや中腰動作の繰り返し
・仕事復帰による生活負担の増加
・産後の骨盤ケアが十分にできていなかったこと
・腰だけでなく臀部や周囲筋の硬結が強かったこと
といった要素が重なっていたことが、発症の背景として大きかったと考えられます。
ぎっくり腰は、その場の痛みだけに対応して終わるのではなく、なぜその痛みが起こったのかを丁寧にみていくことがとても大切です。
急性期の炎症を落ち着かせること、硬くなった筋肉を整えること、骨盤や身体の使い方まで含めて見直すこと。
この流れがあってこそ、再発しにくい身体づくりにつながっていきます。
ぎっくり腰でお悩みの方へ
今回の症例は、30代女性のぎっくり腰の一例でした。
朝の起き上がりをきっかけに強い痛みが出ましたが、その背景には育児、仕事復帰、産後ケア不足による身体への負担の蓄積があったと考えられます。
ぎっくり腰は、本当につらい症状です。
「少し休めば治るだろう」と思っていても、筋肉の硬さや骨盤バランスの乱れが残ったままだと、繰り返しやすくなることがあります。
特に、産後の不調をそのままにしている方、子育てやお仕事で自分の身体を後回しにしがちな方は、症状が強く出る前に一度身体の状態を見直すことが大切です。
当接骨院では、急性の痛みが強い時期には炎症に配慮した施術を行い、痛みが落ち着いてきた段階では再発予防まで見据えて、骨盤バランスや筋肉の状態を丁寧にみていきます。
つらい腰の痛みを繰り返さないためにも、「その場しのぎ」ではなく、原因や背景まで丁寧に整えていくことが大切です。
「ただ今の痛みを取る」だけでなく、「また繰り返さないためにどうするか」までしっかり考えていきたい方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください!
店舗情報

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