足をひねって歩けない!足首捻挫の症状をチェック!【一宮市の接骨院】
2025年05月9日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
階段を踏み外したりスポーツをした際に足首を捻ったことはありますか?
足首の捻挫は誰しも起こりうる身近なケガで、症状は軽症から重症まで様々です。
今回は足首の捻挫について詳しく解説していこうと思います!
足首の捻挫とは
運動中に足首を捻った、何気なく歩いていて足首がぐにってなった、段差につまづき足首を捻ったなどで足首の痛みが出た場合は足首の捻挫が疑われます。
そもそも捻挫とは関節を支えている靭帯が損傷してしまうケガです。
靭帯は骨と骨を繋ぎ関節を安定させるのに必要で、伸び縮みしにくい硬いゴムバンドのようなものです。
このゴムバンドが伸びてしまったり、一部分が切れたり完全に切れてしまったりすることが『靭帯損傷』、いわゆる『捻挫』になります。
足首は体重を支え運動や歩行など日常生活に必要な動きを出すのに必要不可欠です。
そのため捻挫を放置してしまうと痛みが慢性化したり不安定感が残ってしまったり関節が変形したりと後遺症のようになってしまうことがあります。
しかも一度捻挫してしまうと再発することも多くスポーツ活動や日常生活に支障をきたすことがあり、捻挫をした場合は早期に適切な施術を受ける必要性があります。
足首の捻挫の種類
足首の捻挫は大きく分けて『内反捻挫』、『外反捻挫』の二つに分けられ、85%を内反捻挫が占めるとされています。

自分の足の裏を見るような方向に足首を捻ったものを内反捻挫、反対方向に捻ったものを外反捻挫と言います。
内反捻挫
内反捻挫は足首の捻挫で最も多く、中でも『前距腓靭帯損傷』が多く見られます。
前距腓靭帯損傷

左図は右足首を外側から見た図です。
外側にある腓骨と中に入り込んでいる距骨をつなぐ靭帯です。
脛腓関節損傷
脛腓靭帯とは内側の脛骨と外側の腓骨をつなぐ靭帯で、何気なく起こる捻挫よりもスポーツ活動中などに起きやすく『人の足を踏んで足首を捻った』『ジャンプで体勢を崩したまま着地したら足首を捻った』など自重+外力または落下の衝撃など強い力が加わった際に損傷します。

脛腓靭帯損傷は前距腓靭帯損傷よりも起こる可能性は低いですが、その後の足首の緩みや捻りやすさが残ってしまうことが多いため初期に施術を受けることをオススメします。
外反捻挫
外反捻挫は起こる可能性が低いですが足首の内側の靭帯に対して負担がかかってしまい損傷します。
『砂利道などで足首がぐにっとなった』『段差を外側に踏み外して捻った』などの日常生活の何気ない動作でケガをします。
内側の靭帯には体重がかかりやすいため歩き方に違和感が出たり痛みが出ます。

左の図は右の足首を内側から見た図です。
内側には三角靭帯と言って内くるぶしの脛骨からかかとや足首の付け根の骨までくっつく靭帯で内側に足首が倒れてしまうのを防ぐ役割があります。
足首の捻挫の症状
足首の捻挫は程度によって分類が出来ます。

足首の痛みの重症度は、セルフチェックの項目があるため確認していきましょう。
①外くるぶしを押して痛いか
外くるぶしを押して痛みがあると外側の靭帯が損傷している可能性が高くなります。
②内くるぶしを押して痛いか
内くるぶしを押して痛みがあると内側の靭帯が損傷している可能性が高くなります。
③かかとの骨の小指側を押すと痛いか
かかとについている靭帯の損傷がある場合や骨折などが疑われます。
④舟状骨(土踏まずの頂点の内側)の骨を押すと痛いか
舟状骨に痛みがある場合はアーチをうまく支えておけなくなるので骨折等の疑いが出てきます。
⑤ケガをした側の足で4歩以上歩けない・体重がかけられないか
4歩以上歩けない場合は重症の可能性が高くなります。
いくつ当てはまりましたか?
当てはまった項目が多ければ捻挫の重症度も高くなっていきますので放置せずに早めに医療機関へ行きましょう。
まとめ
足首の捻挫は軽度であっても足首の緩みや痛みが残ってしまい、日常生活に支障をきたすことも多いです。
早期に適切な施術を受けておくことによりその後の状態をより良くすることが可能です。
もし足首を捻った場合は当院へご相談ください!

当接骨院では捻挫の痛みに対し、炎症を抑える効果が期待できる超音波施術、痛みの軽減が期待できるハイボルテージ施術、原因筋のマッサージ、ストレッチ、姿勢矯正など、一人ひとりに合わせた施術を行っています!