捻ってないし腫れてもないのに足首が痛い!?場所ごとにその原因を解説!【一宮市の接骨院】
2025年04月23日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
皆さんは足首に痛みが出たことがありますか?
特に捻った覚えはないけど、急に足首が痛くなったりくるぶしが痛くなったりしたことがある方がいるかもしれません。
今回は足首に痛みは出ているのに腫れてない場合の原因を内側と外側ごとに解説していこうと思います!
足首の構造
まず足首はどのような構造になっているのかと言うと、膝から下は脛骨(けいこつ)と腓骨(ひこつ)の二本の骨がありその下に空いている空間に距骨(きょこつ)という骨がはまっているような形になります。

左図は右の足首です。
くるぶしは外側にも内側にもあり、外側は腓骨の一番下の盛り上がっている部分が外くるぶしで脛骨の一番下の膨らんでいる部分が内くるぶしになります。
足首の外側(小指側)が痛い場合
足首の外側が痛い場合は腓骨筋腱の異常、第5中足骨疲労骨折疑いや足部のアライメント異常などが挙げられます。
腓骨筋腱に異常が起きたもの
腓骨筋腱炎や腓骨筋腱脱臼などの症状が起きている可能性があります。

腓骨筋腱はすねの外側から外くるぶしの後ろを回るようについている筋肉で、運動に伴って痛みを起こしやすく繰り返しのストレスにより腱が炎症を起こしたり、腱がくるぶしから外れる(腓骨筋腱脱臼)こともあります。
第5中足骨疲労骨折疑い
怪我をした自覚はないのに運動中や運動後に痛みが出ているのであれば疲労骨折が疑われます。

左図は右足です。
赤丸で囲ったあたりの骨の部分が押して痛みが出たりすると疲労骨折が疑われます。
進行すると腫れたり、安静にしていても痛みが出てくることがあります。
アライメント異常
足部のアライメント異常によって外くるぶしの下側に痛みが生じる場合があります。
本来足首に対してまっすぐ体重がかかるような構造になっていますが、捻挫後の足首の緩みなどで足首が安定せずに外側に体重がかかりすぎてしまっている状態です。
足首の内側(親指側)が痛い場合
足首の内側が痛い場合は後脛骨筋の影響やアライメント異常が挙げられます。
後脛骨筋の影響
足首の裏から前に回り込むようについている大きな筋肉が『後脛骨筋』です。

後脛骨筋は内くるぶしの後ろ側を前に向かって走る筋肉で、土踏まずのアーチを支えるために大きな役割を果たします。つま先立ちをしたり歩いたり走ったりする際に足首を安定させるために使われますので繰り返し動作などによって負担がかかります。
後脛骨筋はアーチの頂点に当たる舟状骨という骨までくっつきます。
運動が盛んな学生はまだアーチの形成が進んでおらず、中には『外脛骨障害』を起こす人もいます。

赤丸で示したあたりが後脛骨筋の付着部であり、そこに『過剰骨』という骨がある方がいます。
過剰骨があることは問題ではありませんが偏平足などによって痛みが起きる場合があるため注意しましょう。
アライメント異常
外側のくるぶしの痛みにも関係してますが、足部のアライメント異常によって内くるぶしの下側に痛みが生じる場合があります。
偏平足や小児の外反足などによって足首が安定せずに内側に対して体重がかかりすぎている可能性があります。

本来ならば点線のライン上に体重がまっすくかかるはずが小児などまだ筋肉の発達がしていない場合はかかとが外に開くように体重がかかってしまい内側に足首が倒れやすくなっています。
まとめ
足首を捻ったりぶつけたりしたわけではなくても痛みの出る原因はあります。
特にアライメント異常によって足首の痛みを訴える方は老若男女問わずいますの、で気になったら一度ご相談ください!

当接骨院では膝の痛みに対し、炎症を抑える効果が期待できる超音波施術、痛みの軽減が期待できるハイボルテージ施術、原因筋のマッサージ、ストレッチ、姿勢矯正など、一人ひとりに合わせた施術を行っています!