これって腱鞘炎?手首の痛みの原因とその対策について!【一宮市の接骨院】
2025年04月21日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です。
朝起きて手をついた際や赤ちゃんを抱っこしている最中、スマホを触った後などたくさん手首や指を使った際に手首が痛くなることはありませんか?今回は手首の痛みの関して焦点を当ててお話します!
手首が痛くなる時は何が原因か
手首が痛くなる原因は様々ですが多くは手首の使いすぎ(オーバーユース)からくるものです。
例えば手首を起こしたままキーボード操作が長時間続いたり育児や介護で人や物を運んだりと繰り返し動作によって手首を動かしたり支えたりする筋肉や腱、関節に負荷がかかり痛みを生みます。
オーバーユースにより痛みが出る症状として代表的なもので『ケルバン腱鞘炎』が挙げられます。
他の痛みとも比較していくつか症状をお話します!
ケルバン腱鞘炎
腕から手首、指にかけて筋肉や腱が通っており、その中でも『短母指伸筋』と『長母指外転筋』の二つは親指を動かすために必要な筋肉です。

これらの筋肉の腱は、親指の付け根にある腱が通るためのトンネル(腱鞘といいます)を通過しており、繰り返し負荷がかかったりした際に腱と腱鞘が擦れあって腫れていき痛みが出ます。
腱が走っている場所の痛みや腫れ、物を握ったりつかもうとした際などに痛みを伴う方が多く、時に指の引っ掛かり感や手のひらの開きにくさを訴えることもあります。
橈尺関節炎

肘から先には橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)の2本の骨で手首の関節と繋がっています。
手首の近くにはその2本の骨が関節しておりその場所を橈尺関節と言います。
例えば車の運転で手首を捻る機会が多かったり、布団やベットから起き上がる際に手のひらをついた際に関節部に負担がかかり痛みを起こします。
手首を回すとポキポキ音がしたり腫れたりするのが特徴で、関節が不安定な為そのままにしておいてもあまり痛みが引かないのが特徴です。
TFCC損傷(三角繊維軟骨複合体損傷)

手首の小指側にある、靱帯や腱・軟骨の複合体の事をTFCCと呼びます。
日常生活の中では、タオルを絞る動作やドアノブをひねって開ける、ゴルフのスイング時のひねりなど繰り返し動作などで痛みが出ます。
立ち上がる時に手のひらをつこうとした時に痛みが強くて手がつけなかったり腫れたりしてくるのが特徴です。
もし手首が痛くなってしまったら!
転んで手をついたり何かにぶつけたなど明確な怪我の場合や安静にしていても我慢できない痛みが出ている場合はまずは整形外科などの医療機関に行きましょう!
一日中パソコン業務をしたり、重たいものを繰り返し持ったなど手や指を酷使した際はクッションなどを使用したりして安静を図ったりアイシングでのケアを行います。
ケアの中にストレッチなども入れると効果的です!
手首のストレッチ方法

痛い側の肘を伸ばして手のひらを向こうに開いて逆の手で痛い方の指をもって自分の方に引きます。

痛い側の肘を伸ばして手のひらを自分の方に開いて逆の手で痛い方の指をもって自分の方に引きます。
サポーターの着用もオススメ!
手首のサポーターには大きく分けてリストバンドタイプとベルトタイプの2種類あります。

◎リストバンドタイプ
手首にぐるっと巻くタイプの物。
手首の可動域の制限は少なくお手軽に固定が出来る

◎ベルトタイプ
親指をひっかけてから手首を巻くタイプの物。
リストバンドタイプよりも固定力が強く可動域の制限もかけやすいためしっかり固定したい人にオススメ
まとめ
手首の痛みは明確な怪我を除けば、使い過ぎ(オーバーユース)により引き起こされるものが多いため安静やケアで痛みが落ち着くものも多いですが、一方で慢性化しやすい可能性もあります。
痛みが長く続く際は当院へ一度ご相談ください!

当接骨院では手首の痛みに対し、炎症を抑える効果が期待できる超音波施術、痛みの軽減が期待できるハイボルテージ施術、原因筋のマッサージ、ストレッチ、姿勢矯正など、一人ひとりに合わせた施術を行っています!