足の甲が痛い期間が長くなってきたら疲労骨折してるかも!?原因と対策の解説!【一宮市の接骨院】
2025年05月2日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
足の甲が痛くて運動が出来なかったり、長時間歩いた後に足の甲が痛くなったことはありますか?
その痛み、もしかすると『疲労骨折』かもしれません。
一度は聞いたことがある疲労骨折、一体どのようなものなのでしょうか。
今回は『疲労骨折』ってどういったものなのか、原因は何なのか解説していこうと思います!
疲労骨折とは何?
疲労骨折とは、繰り返しのストレスによって骨に対して小さな傷が出来てしまっている状態です。
一度の衝撃ではなく長期的に負荷がかかり続けることが原因で起こります。
足の甲であれば中足骨の部分で痛みが出ている可能性が高いです。

左の図で青色になっている部分が中足骨です。
中足骨は足の土踏まずを構成する骨で体重を支えておくために重要な役割があります。
足の疲労骨折の症状
足の甲の痛み
特に第二・三趾に多く見られ体重の大半を受ける場所の為、疲労骨折の可能性が高くなります。

左図は右足を示しています
ランニングやウォーキングでは第二・三趾の中足骨に痛みが出やすい場所になります。(左図で赤丸)
サッカーなど切り返し動作やストップアンドゴーの動作が多い人は第5趾中足骨の付け根に負担がかかることにより疲労骨折をしてしまうことがあります。(左図で黄丸)
それをジョーンズ骨折と言います。
運動中や歩行中の痛み
運動中や歩行など活動時に痛みが出るのことが多く、軽度であれば何もしていなければ痛みが出ないこともあります。
しかし進行してくるにつれて運動して安静にしていても痛みが出ることがありますし、夜間にも痛みが出てしまう方もいます。
圧痛や腫れが出る
患部を押すと痛くなったり、腫れてきます。
痛くなっていない方の足と比べて骨の形が明瞭でなくなったり、腫れている場所を直接押すと強い痛みが走ります。
足の甲に痛みが出たらどうする?
足の甲に痛みが出始めた場合、まずはランニングや運動を一度中止し様子を見ます。
疲労骨折の症状は少しずつ出てくることが多いため痛みが軽度でも運動できてしまう人もいます。
なので初期段階での対策がとても重要になります!
ウォーミングアップとクールダウンを軽視せずに行う
運動前のウォーミングは身体を適切に動かすための準備時間ですので体があったまるまでしっかりとアップを行います。
クールダウンは運動し終えて硬くなった筋肉を緩めて柔軟性を向上したり、疲労を蓄積しないようにするために必要となります。自宅に帰ってからでもいいので、お風呂上りの時間を活用してストレッチを行うのも良いです。
競技のフォームなどの見直しをする
それぞれの競技のフォーム・動き方をチェックし、負担がかかる姿勢(例えば深めのスクワットや蹲踞、繰り返しのランメニューなど)をなるべく避けて、距離の短いキャッチボールやボール出しなどできる範囲での練習参加をしておきましょう。
インソールを入れる
インソールを入れることによって足にかかる負担を軽減することが可能です。
土踏まずをしっかり支えてくれる硬さのあるインソールがオススメで、接地が安定しなければ中足骨に対して負担が大きくなります。
まとめ
足の甲の疲労骨折は最初は違和感や運動時の痛みに留まりますが、痛みが強くなってから初めて来院される方も少なくありません。
早期の施術によって痛みの軽減や悪化の防止が出来ますので足の甲の痛みが気になったらお気軽にご相談下さい!

当接骨院では足の甲の痛みに対し、炎症を抑える効果が期待できる超音波施術、痛みの軽減が期待できるハイボルテージ施術、原因筋のマッサージ、ストレッチ、姿勢矯正など、一人ひとりに合わせた施術を行っています!