なかなか寝付けない…睡眠障害の分類とその原因について!【一宮市の接骨院】

2025年05月15日

こんにちは、いわくら肩甲骨骨盤接骨院です!
毎日送る睡眠、よく眠れる日もあればなかなか寝付けない日もあると思います。
睡眠障害と呼ばれるものは珍しいものではなく、4人に1人は睡眠で十分に休養が取れていないと回答しています。
今回は睡眠障害について詳しく解説していこうと思います。

主な睡眠障害の種類

不眠症・不眠障害

「夜に寝つきが悪い」「夜中に何度も起きる」「起きたい時間よりも早く目が覚めそこから眠れない」などの不眠、不眠障害により日常生活に支障をきたします。

入眠障害、入眠困難

眠りにつくのに30分から1時間以上かかりそれを苦痛と感じます

中途覚醒

夜中に何度も目が覚めてそこから眠れなくなります。

早朝覚醒

早朝など希望する起床時間よりもかなり早く目が覚めてしまいもう一度眠れなくなります。

原因と対策

日常生活の改善をします。
朝決まった時間に起床し夜もなるべく早く寝るようにしましょう。
寝る前のスマートフォンやテレビをやめて間接照明を使用するのもおススメです。

過眠症、過眠障害

夜に十分な時間睡眠をとっているのに日中に強い眠気を感じ起きていられなくなります。

ナルコレプシー

ナルコレプシーの眠気は非常に強く、危険な作業中や重要な会議中など普通なら居眠りするとは考えられない状況でも我慢できない眠気に襲われてしまい眠ってしまいます。
居眠りは10~20分程度目覚めた時に爽快感が出るのが特徴です。
それに加えて金縛りや急に体の力が抜けてしまうなどの症状が出ることもあります。

特発性過眠症

一度眠ってしまうと目覚めるのに1時間以上はかかってしまうことが多いのが特徴です。
ナルコレプシーのように目覚めた際の爽快感はありません。
夜間の睡眠が11時間以上と長い人もいます。

反復性過眠症

数日から数週間の強い眠気が出る期間と、まったく症状の出ない期間が繰り返される症状です。
仮眠の症状が出現する周期は1年半に一回は繰り返されます。
飲酒などが引き金となって起こることもあります。

原因

風邪薬や抗アレルギー薬の副作用によって眠気を起こす場合があります。
それと睡眠時無呼吸を併発している場合は日中眠気が出る場合があります。

睡眠時無呼吸

睡眠時に呼吸が止まってしまい目が覚めてしまいます。
深い睡眠がとれない為、慢性的な睡眠不足状態になりやすく昼間に眠気が出てしまうこともあります。

睡眠中に何度も呼吸が止まったり浅くなったりするため、血中の酸素濃度が低下してしまい脳が一時的に覚醒し呼吸が再開しますが、眠りに入るとまた無呼吸・低呼吸に戻ってしまいます
これが一晩中続くため深く長い睡眠をとることが出来ずに日中に集中力や判断力が低下してしまいます。

原因と対策

肥満に伴って無呼吸・低呼吸が出ている場合は減量をすると症状が落ち着きやすいです。
仰向けで寝ると気道が閉塞されやすくなるため横向きで寝るといいでしょう。
寝酒など、アルコールを控えると症状が軽減することがあります。

脚がむずむずして眠れない

足がムズムズして眠れない、痛痒い、虫が這っている感じがするなどで下肢を動かしたくなる衝動にかられベットの中でじっとしていることが出来ず眠れません。

足を動かしている時は症状が軽減・消失しますが休んでいるとまたぶり返します。
寝入りばなや睡眠中に足がビクンビクンと勝手に動き出す『周期性四肢運動障害』という症状を合併することがしばしばあります。

原因と対策

はっきりと原因はわかってはいませんが鉄分不足が関係していると言われています。
カフェインの取りすぎも関係していると言われるため、コーヒーや紅茶、緑茶などは控えるようにしましょう。

不眠の原因となる様々な病気

生活習慣病などの身体疾患やうつ病などの精神疾患が原因となり不眠症を合併しますが、睡眠障害がそれらの病気の引き金となることがしばしばあります。

身体疾患の例

高血圧・心臓疾患・呼吸器疾患(咳など)・腎臓病・糖尿病・アレルギー疾患など

精神疾患の例

うつ病・双極性障害・心的外傷後ストレス障害・パニック障害など

まとめ

睡眠障害は眠る事への妨げだけでなく生活習慣病のリスクになることもありますが、逆に生活習慣の乱れから睡眠障害になってしまうこともあります。
日々の睡眠の質を良くしていくことが健康への近道なのかもしれません。

関連記事

ページの上部へ戻る